
Ride Style・イメージ
カワサキ ZRX400 の 最高速 について詳しく知りたいと考えていますね。このバイクの 最高速 が 実際 に 何キロ でる のか、多くの方が気になる点でしょう。この記事では、ZRX400 の スペック や 馬力 といった性能に関する情報から、 タンク が 満タン で 何キロ 走れる かという実用的な部分、そして兄弟モデルである ZRX400-Ⅱ との違いまで解説しています。ZRX400 の 速さ の秘密だけでなく、様々な魅力に迫ります。
- ZRX400で実際に出せる最高速度の範囲とリミッターについて理解できる
- エンジン特性がもたらす加速感やパワーフィールが分かる
- 車体の重さや設計、パーツが走行性能にどう影響するかが理解できる
- カスタムによる速度や加速の変化の可能性が分かる
ZRX400の最高速とパワー性能の真実
カワサキ ZRX400
カワサキ400ccネイキッドにおいてゼファーと双璧をなす人気車❗️
水冷エンジンを搭載し「走りを極めたネイキッドモデル」がコンセプト。
直線基調のデザインに角目&ビキニカウルという、往年のローソンレプリカを想わせるスタイルが素敵です#カワサキ#ZRX#ZRX400 pic.twitter.com/bAIz93o4ez— レッドバロン【公式】 (@redbaron_BIKE) January 24, 2025
- 最高速は何キロ出る?
- スペックから見る速さの秘密
- 実際の馬力と加速性能
最高速は何キロ出る?
ZRX400の最高速度については、様々な情報がありますが、現実的な巡航性能と理論上の限界を分けて考える必要があります。
一般的に、ZRX400の実走行における最高速度は160km/hから180km/h前後だと言われています。これは、カウルを持たないネイキッドバイクであるため、高速域ではライダーが受ける風圧が大きく影響するためです。メーター上では190km/h近くを指すこともありますが、実際の速度計には誤差(ハッピーメーター)がある傾向があり、実際の速度は表示より低いことが多いです。
特に、後期型モデル(1998年以降)の国内仕様車には、180km/hで作動する速度リミッターが搭載されているケースが多く、このリミッターにより速度が頭打ちになります。
一方、ギア比とエンジン回転数から計算される理論上の最高速度は、空気抵抗や走行抵抗、リミッターを無視した場合の数値であり、初期型で約184km/h、後期型で約188km/h(いずれも6速、レッドゾーン手前の11500rpm時)という計算が可能です。記事中には初期型で223.9km/h、後期型で218.9km/hという非常に高い理論値も挙げられていますが、これらは特定の計算方法に基づいたものであり、現実的に達成可能な速度とは大きく乖離した数値として理解すべきです。実走行で体験できる最高速は、やはり180km/h前後が限界と言えるでしょう。
個体のコンディションや、後述するスプロケット比の変更などのカスタムによって最高速が変動する可能性はありますが、公道では法定速度を守って走行することが最も重要です。
ここでは、ZRX400の各ギアにおける理論上の最高速度を表にまとめました(タイヤサイズ160/60R17、エンジン回転数11500rpmを基に計算。実際の数値は誤差を含む場合があります):
注:これらの速度は理論上の数値であり、実際の走行では空気抵抗、走行抵抗、速度リミッターなどの影響を受け、達成できる速度とは異なります。特に後期型は180km/hでリミッターが作動します。
スペックから見る速さの秘密

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ZRX400が「速い」と感じられる理由の一つは、そのバランスの取れたエンジンと車体のスペックにあります。
搭載されるエンジンは、399cc水冷直列4気筒DOHCで、最高出力53PS/11500rpm、最大トルク3.8kgm/9000rpmを発揮します。この出力は、当時の400ccクラスのネイキッドバイクとしてはトップクラスであり、高回転域でのパワフルさが特徴です。単純な最高出力だけでなく、中低速トルクも比較的充実しており、街乗りからワインディング、高速道路まで幅広いシーンで扱いやすい特性を持っています。
特に、5000rpm〜6000rpmあたりからエンジンが本領を発揮し始め、高回転域まで一気に吹け上がるフィーリングは、多くのライダーに「気持ちいい」と感じさせています。この力強い加速感が、ZRX400が「速い」と評価される大きな要因です。
また、6速ミッションのギアレシオも走行性能に寄与しています。特に1998年以降の後期型では、二次減速比が変更(リアスプロケット43Tから42Tへ)され、より高速寄りのセッティングとなりました。これにより、高回転域を維持したまま速度を乗せやすくなっています。後期型でのラジアルタイヤ採用や、点火時期を制御するKTRICシステムの搭載なども、走行安定性とエンジンレスポンスの向上に貢献しています。
車体設計では、乾燥重量187kg(初期型、後期型ZRX)、186kg(後期型ZRX-II)と400ccクラスとしてはやや重めですが、この重量が高速走行時の安定感につながっています。また、フレーム剛性や足回りの設定により、重さを感じさせない軽快なハンドリング性能も両立しており、「走る・曲がる・止まる」の基本性能がバランス良くまとめられています。1998年以降モデルで採用された6ポットフロントブレーキキャリパーは、強力でコントローラブルな制動力を提供し、「止まる」性能を向上させています。
実際の馬力と加速性能
Kawasaki ZRX400
当時馬力規制いっぱいの53psエンジン pic.twitter.com/1CnwrylKuC— BATOWL Cafe (@BatowlCafe) August 18, 2023
ZRX400のカタログスペック上の最高馬力は53PSで、これは当時の400ccネイキッドとしてはトップクラスであり、数値の上でもそのパワフルさが裏付けられています。
実際の加速性能は、エンジンの回転域によってキャラクターが変化します。低回転域、特に4000rpm以下では比較的穏やかなトルク感ですが、5000rpmを超えたあたりからエンジンが活気づき、6000rpmからレッドゾーンの11500rpmにかけて一気にパワーが盛り上がる高回転型エンジンです。この特性により、意図的にエンジンを回して加速を楽しむタイプのバイクと言えます。
オーナーからは、「車重の割に加速が良い」「6000回転からの加速が気持ちいい」「中間加速が得意」といった評価が多く聞かれます。ある体験談では、適切に回転を上げて走れば、最新の600ccクラスのツアラーについていくことも可能だったという声もあり、排気量以上のポテンシャルを感じさせる場面があることがうかがえます。
ただし、絶対的なパワーや低速トルクに関しては、やはりリッタークラスやスーパースポーツモデルには及びません。特に低回転域からのドンと出るようなトルクを期待すると、物足りなさを感じるライダーもいるかもしれません。街中での頻繁なストップ&ゴーが多い場面では、少し神経を使う場合もあります。
総合的に見ると、ZRX400は公道での実用性を持ちつつも、スポーティな走行を存分に楽しめるだけの加速性能を備えています。特に中高速域でのパンチの効いた加速は、このバイクの大きな魅力であり、多くのファンを惹きつけている点です。
ZRX400の最高速を左右する要素と評価

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- カスタムによる最高速の変化
- タンクは満タンで何キロ走れる?
- ZRX400とZRX400-Ⅱの違い
- オーナーからの評価と実走行感
- 中古車相場と価格の推移
- ZRX400の価格が高騰している理由
カスタムによる最高速の変化
ZRX400はカスタムパーツが豊富で、特にスプロケット比の変更は最高速や加速性能に顕著な影響を与える定番カスタムです。
スプロケットはエンジンの回転を後輪に伝える役割を担っており、フロントとリアの歯数の比率(減速比)を変えることで、バイクの加速重視か最高速重視かの特性を変えることができます。
- 高速重視のセッティング: フロントスプロケットを大きくする(例: 15丁→16丁)か、リアスプロケットを小さくする(例: 42丁→40丁)と、ギア比が高速寄りになり、同じエンジン回転数での速度が向上し、理論上の最高速度も上がります。ただし、発進時や低速での加速力(駆動力)は低下します。
- 加速重視のセッティング: フロントスプロケットを小さく(例: 15丁→14丁)するか、リアスプロケットを大きく(例: 42丁→44丁)すると、ギア比が加速寄りになり、発進加速や中間加速が鋭くなります。一方で、同じエンジン回転数での速度は低下し、理論上の最高速度も下がります。
後期型ZRX400(標準15丁/42丁)を例に、スプロケット比変更による理論上の最高速度(6速、11500rpm時)と100km/h巡航時のエンジン回転数(6速時)の変化を以下に示します(計算値であり、実測値とは異なります):
注:上記理論最高速度は、空気抵抗などを無視したエンジン性能のみによる計算値です。実際の最高速度は、車両のリミッター(後期型は180km/h)や走行抵抗、風圧などにより大きく制限されます。
マフラー交換も、エンジンの吸排気効率や燃焼効率を変化させることで、パワーバンドやトルク特性に影響を与え、結果的に加速性能や最高速に影響する可能性があります。アフターマーケットのマフラーに交換することで、特に高回転域の伸びが改善されるケースがありますが、マフラー単体での劇的な最高速度向上は限定的(数km/h〜10km/h程度)な場合が多いです。
空力特性を改善するカスタムとして、スクリーン(風防)の大型化などがあります。これはバイク自体の最高速度を直接向上させるというよりは、高速走行時にライダーが受ける風圧を軽減し、疲労を軽減したり、より前傾姿勢を取りやすくしたりすることで、速度を維持しやすくする効果が期待できます。
サスペンションのカスタムは、主に走行安定性や旋回性能に寄与しますが、これにより高速域での車体の挙動が安定したり、コーナーをより速いペースでクリアできるようになるため、結果的に全体的な走行性能の向上につながります。
これらのカスタムは、ZRX400の乗り味を大きく変えることができますが、公道での走行においては法定速度厳守が大前提です。また、過度なカスタムは車検に適合しなくなる可能性もあるため、注意が必要です。
タンクは満タンで何キロ走れる?
今日は晴れ間を見計らって1時間くらい散歩!音が最高すぎて回しすぎるから燃費が悪い!でもそれも可愛さだと思ってる!!#バイク乗りと繋がりたい #バイク好きと繋がりたい #zrx400 pic.twitter.com/GHJ9ieBV3I
— トムキャット@ZRX乗り (@WILIERTOMYgix) July 6, 2022
ZRX400の燃料タンク容量は15リットルで、そのうち約3リットルがリザーブ容量です。満タン時の航続距離は、走行条件やライダーの運転スタイルによって大きく変動します。
公式なカタログ燃費(国交省届出、60km/h定地燃費値)は36.5km/Lとされていますが、これは実走行での燃費とは大きく異なります。
実際のオーナーの報告や一般的な走行状況では、燃費は以下のようになります。
- 街乗り中心: 15km/L ~ 20km/L 程度
- 高速道路巡航: 20km/L ~ 25km/L 程度
- スポーツ走行/高回転多用: 10km/L ~ 15km/L 程度
これらの実測燃費に基づくと、満タン(15リットル)からの航続距離の目安は以下のようになります。ただし、安全マージンとしてリザーブに入る前に給油することを考えると、使用可能な燃料は約12リットルとして計算するのが現実的です。
安全を考慮すると、200km〜250km程度の走行で一度給油を検討するのが安心でしょう。特にツーリングで燃料スタンドが少ないエリアを走行する場合は、早めの給油を心がける必要があります。
燃料計の表示は正確ではない場合があるため、トリップメーターで走行距離を確認する習慣をつけることをおすすめします。
ZRX400とZRX400-Ⅱの違い
ZRX400「水色」
ZRX-Ⅱ「白」
ZRX400(ZRX-Ⅱ仕様)「紺」
DT50
入荷しました!
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#ヤマハ pic.twitter.com/ij8x2pSisx— ツクバオート販売 (@tsukuba_auto) January 20, 2025
ZRX400とZRX400-Ⅱは、基本的に同じエンジン・車体を持つ兄弟モデルですが、外観デザインに明確な違いがあります。
- ZRX400 (通称 ZRX, 1型): 1994年発売。ビキニカウルと角型ヘッドライトを持ち、Z1000R(エディ・ローソンレプリカ)をイメージしたスポーティなスタイルが特徴です。特にライムグリーンにブルーのラインが入った「ローソンカラー」が人気です。
- ZRX400-Ⅱ (通称 ZRX-Ⅱ, 2型): 1995年発売。カウルを持たないネイキッドスタイルで、丸型ヘッドライトを採用しています。こちらはZ750FXやZ400FXといった、かつての「FX」シリーズを彷彿とさせるトラディショナルなデザインが特徴です。エボニー(ブラック)やキャンディトーングリーンなどのシンプルなカラーリングが中心でした。
両モデルの主な違いは以下の通りです。
エンジン性能(53PS/3.8kgm)やフレーム、足回りといった基本構造は両モデルで共通です。1998年には両モデル同時にマイナーチェンジが行われ、マフラー形状の変更、フロント6ポットキャリパー採用、タイヤのラジアル化などの改良が施されています。
どちらを選ぶかは完全に個人の好みの問題ですが、高速走行が多い場合はZRXのビキニカウルがある程度の風防効果を発揮するため有利と言えます。中古市場では、デザインの人気からZRX、特にローソンカラーの個体がやや高値で取引される傾向があります。
オーナーからの評価と実走行感

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ZRX400は多くのオーナーから高い支持を得ており、ユーザーレビューなどでも高評価が多いバイクです。特に評価される点は、そのデザイン性の高さと走行性能のバランスの良さです。
デザインについては、「400ccとは思えない迫力がある」「無骨でカッコいい」といった声が多く聞かれ、所有する喜びを感じさせるスタイリングが魅力となっています。
実走行感に関しては、「400ccマルチとしては十分速い」「アクセルを開けると期待に応えてくれる」という評価が多数です。特に「5000~6000回転からの加速は病みつきになる」「高回転まで気持ちよく吹け上がる」といった、エンジン特性を評価する声が多く寄せられています。車重がややあるにも関わらず、「ひらひらと曲がる」「安定している」といったハンドリングの良さを指摘する声もあり、「走る・曲がる・止まる」のバランスの取れた性能が多くのオーナーに評価されています。
乗車ポジションは比較的アップライトで、「長距離でも疲れにくい」と感じるオーナーが多いようです。シート下の収納スペースも比較的広いと好評で、日常の使い勝手の良さも評価されています。
一方で、改善点や不満点として挙げられるのは、「停車時の取り回しが重い」「低速トルクがもう少し欲しい」「ギア抜けが発生することがある」といった点です。また、夏場はエンジンからの熱気が気になるという声や、リアサスペンションの限界を指摘する声もあります。
燃費については、高回転を多用すると悪化する傾向があるため、「燃費は期待できない」という意見と、「400ccマルチにしては悪くない」という意見に分かれるようです。
これらのいくつかの不満点を差し引いても、「最高のバイク」「手放せない」といった肯定的な意見が圧倒的に多く、ZRX400が持つ固有の魅力が、多少のネガティブな要素を上回る満足感をオーナーに与えていることがうかがえます。特に、見た目のカッコ良さ、当時のクラス最高峰の走行性能、そして現代のバイクには少ない雰囲気を併せ持っている点が、オーナーの強い愛着につながっています。
中古車相場と価格の推移

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ZRX400は2008年に生産を終了していますが、現在でも非常に人気の高いモデルであり、中古車市場では比較的高値で取引されています。現在の一般的な中古車相場は約50万円から100万円の範囲ですが、車両の状態、年式、走行距離、カラー、カスタム状況によって価格は大きく変動し、状態の良い低走行距離の車両や人気のカラー、希少な最終モデルなどでは150万円を超える価格がつくことも珍しくありません。
年式による価格差では、後期型(1998年以降)の方が改良点が多く、一般的に初期型よりも高値で取引される傾向があります。特に、2007年と2008年の最終モデルは市場に出回る台数が少なく、非常に希少価値が高まっています。
カラーによる影響も大きく、ZRXのローソンカラー(ライムグリーン)や、ZRX-IIのエボニーなどの人気色は、他のカラーよりも価格が高い傾向にあります。特に2007年モデル限定のライムグリーンにゴールドホイールの組み合わせは、コレクターズアイテムとして非常に人気が高く、高額で取引されています。
ZRX400の中古車価格は、過去10年程度で上昇傾向にあります。特に2017年頃から価格上昇が顕著になり、良質な個体は年々価値が上昇し続けている状況です。
中古車購入を検討する際は、価格だけでなく、車両の状態を細部まで確認することが非常に重要です。特に年式の古いモデルでは、エンジンの状態、電装系のトラブル、フレームやマフラーの錆び・腐食、前後サスペンションのへたりなどを注意深くチェックする必要があります。また、カスタムが施されている車両の場合は、その内容が適切か、車検に対応しているかなども確認しましょう。
現在の市場状況では、状態の良いZRX400は希少であり、すぐに売れてしまうことも多いため、理想の車両を見つけた際には早めの行動が必要となる場合があります。
ZRX400の価格が高騰している理由
こいつが俺の初バイク。
ZRX400、、、かっちょええ、、
傷もある中古バイクだけど大切するぞ
今日からやっとバイク乗り
素人へたっぴライダーだけどよろしくです!
明日はとりあえずフルフェイス買いいこ!#バイク乗り #バイク乗りと繋がりたい #拡散希望RT #いいねした人全員フォロー pic.twitter.com/Wo9370r7LB— かなまる@GSX-S1000F&ZRX400Ⅱ (@kana__819maru) February 13, 2018
ZRX400の中古車価格が高騰している背景には、複数の要因が複合的に作用しています。
- 生産終了による供給減少: 最も大きな要因は、2008年に生産が終了したことです。新しい車両が供給されないため、市場に出回る台数は時間とともに減少する一方です。特に状態の良い車両は消耗や事故などで減少し、希少価値が高まっています。
- 旧車・絶版車ブーム: 近年、1980年代~1990年代のバイクが「ネオクラシック」として再評価されており、旧車ブームが続いています。ZRX400は、そのデザインコンセプト自体が伝説的な旧車(Z1000RやFXシリーズ)へのオマージュであり、現代的な性能を持ちながら旧車の雰囲気を楽しめる点が、このブームにマッチしています。
- 高い基本性能と汎用性: ZRX400は「走る・曲がる・止まる」の基本性能が高次元でバランスしており、ストリート、ワインディング、ツーリングなど、幅広いシーンで楽しめる高い汎用性を持っています。古さを感じさせない走行性能は、現代のライダーにとっても魅力です。
- 豊富なカスタムパーツ: アフターパーツが非常に豊富に存在し、自分好みにカスタマイズしやすい点も人気を支えています。ZRX1100/1200のパーツを流用できるカスタムの幅広さも魅力です。
- 現代の選択肢の少なさ: 現在、新車で販売されている400ccクラスのネイキッドバイクは種類が限られており、特に水冷直列4気筒エンジンを搭載したモデルは非常に希少です。ZRX400のようなパワフルでメカニカルな魅力を持つ4気筒サウンドを楽しめるモデルが少ないため、ZRX400への需要が高まっています。
- 根強いファン層: 長年にわたり多くのライダーに愛されてきたZRX400には、非常に根強いファン層が存在します。「一度乗ると他のバイクでは物足りなくなる」というオーナーも多く、手放す人が少ない傾向があります。これも市場に出回る台数をさらに制限し、価格を押し上げる要因となっています。
これらの理由により、ZRX400は単なる移動手段としての中古バイクというだけでなく、趣味の対象やコレクションとしての価値が高まっており、今後も良質な個体を中心に価格は堅調に推移することが予想されます。
総括:ZRX400の最高速は何キロ?馬力、相場、人気の理由を解説
この記事をまとめると、
- 実走行での最高速は160~180km/h程度だ
- メーター読みはそれ以上を示す場合がある
- 後期型国内仕様には180km/hリミッターがある
- 計算上の最高速度は理論値であり実測とは異なる
- 400ccクラスではパワフルな部類のエンジンを持つ
- 最高出力53PSを高回転域で発揮する
- 特に5000~6000回転からの加速が良い
- ネイキッドのため高速域の風圧影響は大きい
- 車重はやや重めだが走行安定性は高い
- 「走る・曲がる・止まる」のバランスが良いバイクだ
- スプロケット交換で最高速や加速特性を調整可能だ
- 中古市場で人気が高く価格は上昇傾向だ
- 生産終了と旧車ブームが高騰の理由だ
- 幅広い用途で扱いやすい実用的な速さがある
- 後期型はブレーキなど足回りの性能が向上している