カワサキのZ400RSに関する最新情報を徹底解説

カワサキのZ400RSに関する最新情報を徹底解説

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カワサキのZ400RSに関する最新情報を追いかけているライダーは、今まさに増え続けています。Z900RSやZ650RSが大きな成功を収めた今、ついに400ccクラスにもRSシリーズが登場するのではないかと、多くのバイクファンが発売日やスペック、価格について気になっているのではないでしょうか。

ZX-4Rの399cc並列4気筒エンジンをベースとしたネオクラシックモデルの噂は、バイク専門誌やSNSを中心に年々盛り上がりを見せており、ホンダの新型CB400との競合も含め、2026年のミドルクラス市場は大きな変革期を迎えようとしています。

一方で、カワサキからの公式発表はまだなく、デザインがゼファーやFXの復活になるのか、それとも丸Zスタイルを踏襲するのかといった疑問も尽きません。この記事では、現時点で判明している開発動向から予想スペック、ライバル車との比較まで、Z400RSを取り巻くあらゆる情報を整理してお届けします。

Z400RSは2026年3月時点でカワサキから公式発表されていない未発表モデルです。本記事で紹介するスペック、価格、発売時期、デザインなどの情報は、バイク専門誌の予測や業界関係者の見解、過去のモデル展開パターンなどに基づく推測であり、確定情報ではありません。正確な情報はカワサキの公式発表をお待ちください。

  • ZX-4Rベースの399cc直4エンジンや予想スペックの詳細
  • 2026年前半とされる発売時期予測や予想価格の根拠
  • 丸Zスタイルやゼファー復活説などデザインの方向性
  • ホンダ新型CB400やGB350などライバル車との違い
目次

カワサキのZ400RSに関する最新情報まとめ

  • ZX-4Rベースの399cc直4エンジンを搭載か
  • 発売日は2026年前半が有力視される理由
  • 予想価格は105万〜110万円前後か
  • 予想スペックと足つき性をチェック
  • デザインは丸Z?それともゼファー復活?
  • 車名がFXやゼファーに変更される可能性

ZX-4Rベースの399cc直4エンジンを搭載か

Z400RSの心臓部として最も有力視されているのが、Ninja ZX-4Rに搭載されている399cc水冷並列4気筒DOHC4バルブエンジンです。このエンジンは14,500rpmという超高回転域で最高出力77ps(ラムエア加圧時80ps)を発揮する、400ccクラスでは圧倒的なパフォーマンスを誇るユニットとなっています。

Z400RSがZX-4Rベースになると予測される根拠は、カワサキが近年採用している「プラットフォーム戦略」にあります。共通のエンジンとフレームをベースに、フルカウル、ストリートネイキッド、レトロスポーツという複数のバリエーションを展開するこの手法は、開発コストの抑制と製品ラインナップの充実を両立させるものです。ZX-4Rの399cc 4気筒エンジンを1モデルだけで終わらせるのは、採算面で非効率という見方が業界では広がっており、ネイキッドやRS系への派生は自然な流れと考えられています。

ただし、スーパースポーツからネイキッドへ転用する際には、エンジン特性に何らかの調整が加えられるのが一般的です。具体的には、バルブタイミングの変更や吸排気系の見直しによって、低中速域のトルクを厚くする方向へチューニングされる可能性があります。もっとも、ZX-4Rのエンジンは「4気筒の楽しさ」を最大限に引き出す設計思想で作られているため、あえて最高出力を大幅に落とすことなく、高回転型のキャラクターを維持するという見方も根強く残っています。

複数の海外メディアも、Z400RSにはZX-4Rベースの399cc直列4気筒エンジンが採用される見込みと報じています。ネイキッド向けに低中速トルクを重視した味付けを施しつつ、高回転域では直4ならではの官能的なサウンドを楽しめる仕様になるとの予測が主流です。ただし、これらはいずれもメディアや業界関係者による推測であり、カワサキからの公式情報ではない点にご注意ください。

なお、ラムエア加圧システムについてはネイキッドモデルの車体構成上、搭載が見送られる可能性が高いとされています。マフラーの形状もレトロスポーツにふさわしいデザインへと変更されるでしょう。こうした変更によって、街乗りでの扱いやすさとワインディングでの高揚感を両立したエンジンに仕上げられることが期待されます。

発売日は2026年前半が有力視される理由

Z400RSの発売時期について、バイク専門誌や業界メディアの間で最も有力視されているのが2026年前半という見方です。当初は2024年秋、あるいは2025年内の発表を予想する声もありましたが、EICMA 2025(ミラノショー)やジャパンモビリティショーを経ても公式なアナウンスはありませんでした。

しかし、これをもって「Z400RSは出ない」と結論づけるのは早計かもしれません。なぜなら、カワサキは2025年モデルとしてエリミネーターの新色やZ400の2026年カラー刷新など、既存ラインナップの整備を優先してきた経緯があるからです。Z400RSのようなインパクトの大きい新型モデルは、他のモデルとまとめて発表するよりも、単独で注目を集められるタイミングに投入するほうが戦略的にも効果的といえます。

過去のRSシリーズの登場パターンを振り返ると、Z900RSは海外のモーターサイクルショーでワールドプレミアを行い、日本市場向けの情報を段階的に公開していく流れをたどりました。Z400RSも同様のスケジュールが想定されており、一部メディアでは今後の海外イベントでの参考出品を経て、国内モーターサイクルショーで正式発表という流れを予測しています。

時期 一部メディアが予測する動き 予測の根拠・背景
2025年秋〜冬 海外ショーでの参考出品 欧州・アジア市場への先行アピール
2026年1月〜3月 国内ショーでの正式発表 東京・大阪MCショーが最適な舞台
2026年春〜夏 初期ロットの国内発売開始 バイクシーズンに合わせた市場投入

上記のタイムラインはあくまで過去のRSシリーズの発表パターンや業界メディアの予測に基づくものです。2026年3月の大阪モーターサイクルショー2026の出展モデルにもZ400RSは含まれておらず、実際の発売時期はカワサキの正式発表をもって確定します。開発が進んでいるとされる一方で、2027年以降にずれ込む可能性も排除はできません。

予想価格は105万〜110万円前後か

予想価格は105万〜110万円前後か

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Z400RSの販売価格については、一部メディアの予測では105万円から110万円前後になるとの見方が主流です。ベースモデルとなるNinja ZX-4R SEの国内価格が1,122,000円(税込)であることを踏まえると、同等かやや抑えた価格帯に収まるという推測は一定の合理性があるといえるでしょう。

実際、バイク専門誌のヤングマシンも105万〜110万円程度と予想しています。ZX-4Rとの部品共有によるコスト削減を図りつつ、RSシリーズとしての質感を高めるために専用の塗装やエンブレム、メッキパーツなどが奢られることが想定されるため、この価格帯は一つの目安として参考になります。

400ccクラスで100万円を超える価格帯は、かつてのミドルクラスとは大きく異なるプレミアムな設定です。購入を検討する際にはローンの返済計画や維持費(4気筒はプラグ交換やバルブクリアランス調整など、2気筒より整備項目が多い点)もあわせて考慮しておく必要があります。ただし、実際の価格はカワサキの正式発表まで確定しません。

なお、現行のZ400(2気筒モデル)は2026年モデルで税込77万円という価格設定です。Z400RSはこれとは全くの別モデルとして噂されており、もし4気筒エンジンを搭載するプレミアムなネオクラシックとして登場すれば、30万円以上の価格差が生じることになります。購入を検討する方は、2気筒のZ400と4気筒のZ400RS(仮称)を混同しないよう注意してください。

予想スペックと足つき性をチェック

Z400RSのスペックについては公式情報がないため、ZX-4Rの仕様をベースに業界メディアが推測を行っています。エンジンは399ccの水冷並列4気筒で、ボア57.0mm×ストローク39.1mmという構成はそのまま引き継がれるとの見方が一般的です。最高出力はネイキッド向けの調整が入ったとしても75ps〜77ps程度を維持し、最大トルクは低中速域での使い勝手を考慮して12,000rpm前後で3.9〜4.1kgf・mになるとの予測もあります。

項目 Ninja ZX-4R SE(実車) Z400RS(メディア予測値)
エンジン形式 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ 水冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ
排気量 399cc 399cc
最高出力 77ps / 14,500rpm 75〜77ps / 14,000rpm前後
最大トルク 4.0kgf・m / 13,000rpm 3.9〜4.1kgf・m / 12,000rpm前後
車両重量 188kg(装備重量) 190〜195kg前後
シート高 800mm 800〜810mm前後

車体構成については、ZX-4Rの高張力鋼トレリスフレームをベースにしつつ、RSシリーズ特有の水平基調のシルエットを実現するためにシートレール周辺は専用設計になる可能性が高いとされています。足まわりには倒立フロントフォークとホリゾンタルバックリンク式のリアサスペンションが採用される見込みで、上位グレードにはプリロード調整機能付きの高性能ユニットが奢られるかもしれません。

足つき性に関しては、ZX-4Rのシート高が800mmであることから、Z400RSも800mm〜810mm前後になると推測されます。250ccクラスに近いコンパクトな車体サイズを維持しつつ、車両重量が190kg〜195kg程度に収まれば、身長165cm前後のライダーでも両足のつま先が接地する程度の足つき性は確保できるでしょう。ただし、これらはあくまで推測値であり、実際の足つき性はシートの形状やサスペンションの沈み込み具合にも左右されるため、正式発表後に実車で確認することをおすすめします。

電子制御装備としては、ABSの標準装備やトラクションコントロールの搭載が予想されています。メーターについても、Z900RSのようなアナログ2眼メーターに多機能液晶ディスプレイを組み合わせたデザインになるとの予測が業界では多く聞かれます。

デザインは丸Z?それともゼファー復活?

Z400RSのデザインについては、大きく分けて二つの方向性が議論されています。一つ目は、Z900RSやZ650RSの流れを汲む「丸Z」スタイル。もう一つは、Z400FXやゼファーを彷彿とさせる「角Z」スタイルです。

丸Zスタイルとは、カワサキの伝説的モデルであるZ1(900 Super4)をモチーフにした丸型ヘッドライトとティアドロップ型燃料タンクが特徴的なデザインを指します。現在のネオクラシック市場で圧倒的な人気を誇るZ900RSがまさにこの路線であり、RSシリーズとしてのブランド統一感を重視するなら、Z400RSもこのデザインを踏襲する可能性が最も高いといえるでしょう。バイク専門誌のヤングマシンもZ1/Z2スタイルを本命として予想しています。

一方で、角Zスタイルを望む声も根強く存在します。1979年に登場したZ400FXは、2気筒ばかりだった400ccクラスに4気筒ブームを巻き起こした革命的なモデルでした。また、1989年に登場したゼファーは、レプリカブーム真っ只中にネイキッドブームの火付け役となった伝説の1台です。400ccというクラスにおいて、FXやゼファーのデザインは極めて特別な意味を持っているため、あえて上位モデルと差別化する形でこの路線が採用される可能性も否定できません。

ホイールについてもファンの間で注目されているポイントです。Z900RSと同様に、ワイヤースポークを模した細身のスポークデザインを持つキャストホイールが採用されれば、クラシカルな外観と現代の走行性能を両立できるため、多くのライダーにとって魅力的な選択肢になりそうです。

カラーリングについては、Z900RSで好評を博したファイヤーボールやイエローボールのような伝統的な配色のほか、Z400FXを連想させるエボニーカラーなども候補に挙がっています。いずれにしても、カワサキがどのようなサプライズを用意してくるのか、正式発表の瞬間まで楽しみが尽きることはないでしょう。

車名がFXやゼファーに変更される可能性

Z400RSの車名については、実はそのまま「Z400RS」として発売されない可能性も指摘されています。カワサキは1974年に「400-RS」という並列2気筒モデルを販売していた歴史があり、商標上の問題から現行の命名規則と矛盾が生じる懸念があるのです。

もし商標の関係で「Z400RS」の名称が使えない場合、代替として浮上しているのが「Z400FX」や「ゼファー」といったレジェンドネームの復活です。ファンの間では、むしろこちらのほうが盛り上がるという声も少なくありません。Z400FXといえば400cc 4気筒の代名詞ですし、ゼファーはネイキッドブームを生んだ伝説のモデルだからです。

逆に言えば、カワサキがZ650RSやZ900RSで築き上げてきたRSファミリーのブランド力を考慮すると、シリーズの統一感を保つためにZ400RSの名称を維持する方向性も十分にあり得ます。一部の海外分析では、特定地域で「Z400RS」の商標が登録済みとの情報もあり、最終的にどのような名称で世に出るかは公式発表を待つしかありません。

なお、「Z400R」や「Z400R Classic」といった全く新しい名称で登場する可能性も排除はできないとされています。カワサキがどの道を選ぶにしても、400cc 4気筒のネオクラシックモデルという本質は変わらないため、名称の行方もまた一つの楽しみとして発表を待ちたいところです。

カワサキのZ400RS最新情報から見る市場展望

カワサキのZ400RS最新情報から見る市場展望

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  • ホンダ新型CB400との直接対決に注目
  • Z900RSやZ650RSとの違いと棲み分け
  • エリミネーターやGB350などライバル比較
  • 初心者にもベテランにもおすすめできる理由
  • 予約開始時期と購入時の注意点
  • 排ガス規制と4気筒の将来性を考察

ホンダ新型CB400との直接対決に注目

Z400RSが登場した場合に最大のライバルとなり得るのが、ホンダの新型CB400 SUPER FOURです。2026年3月20日に開催された大阪モーターサイクルショー2026において、ホンダはCB400 SUPER FOUR E-Clutch ConceptとCBR400R FOUR E-Clutch Conceptの2モデルを世界初公開しました。ホンダモーターサイクルジャパンの室岡克博社長は「両モデルともに近い将来お客様にお届けできるように現在開発を進めています」とコメントしています。あくまでコンセプトモデルの段階ではあるものの、市販化に向けた意欲がうかがえる発言といえるでしょう。

ホンダの公式発表によると、CB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptには新設計の直列4気筒エンジンが搭載され、Honda E-Clutchやスロットルバイワイヤシステムといった電子制御技術が採用されています。E-Clutchとは、電子制御によって発進や変速、停止時のクラッチ操作を自動化しつつ、ライダーが任意で手動操作も行えるシステムです。なお、一部のバイクメディアではメーターやサスペンションなどの詳細装備についても報じていますが、公式ニュースリリースの範囲を超える情報については市販モデルの正式発表で確定するため、現時点では参考程度に留めておくのがよいでしょう。

一方のカワサキZ400RS(仮称)は、ZX-4R譲りの77ps前後と予測される出力と、RSシリーズのヘリテイジデザインが武器になると考えられています。E-Clutchのような先進デバイスが搭載されるかどうかは未知数ですが、純粋な走りの楽しさとクラシカルな美しさで差別化を図る方向性が予想されています。

比較項目 カワサキ Z400RS(メディア予測) ホンダ CB400 SF E-Clutch Concept
エンジン ZX-4Rベース399cc並列4気筒(予測) 新設計 直列4気筒(コンセプト発表済)
先進技術 ABS、トラコン(予想) E-Clutch、スロットルバイワイヤ(公式発表済)
デザイン方向性 ネオクラシック / レトロスポーツ(予想) ジャパニーズネイキッド(コンセプト公開済)
開発状況 公式未発表(業界の噂段階) コンセプトモデル世界初公開済み

こう見ると、ホンダはすでにコンセプトモデルを公開して市販化に向けた動きを明確にしている一方、カワサキのZ400RSはまだ公式には姿を現していない状況です。もしZ400RSが実際に登場すれば、カワサキの「走りの歓び」とホンダの「テクノロジーの利便性」がぶつかり合う構図は、ライダーにとって非常にワクワクする展開となるでしょう。

Z900RSやZ650RSとの違いと棲み分け

Z400RSが登場した場合、RSファミリー内でどのように棲み分けが図られるのかも気になるポイントです。結論から言えば、排気量と免許区分、そして車体サイズの違いによって明確なターゲット分けがなされると考えられます。

Z900RSは大型免許が必要な948ccの並列4気筒モデルで、215kgという車両重量を持つ堂々としたフラッグシップです。圧倒的なトルクとゆとりある走りが持ち味ですが、取り回しの重さを感じるベテランライダーの声もディーラーには届いているといいます。Z650RSは649ccの並列2気筒で、大型免許枠ながら187kgと軽量でバランスに優れた中間的なポジションを担っています。

Z400RSは普通二輪免許で乗れる400ccクラスに位置するため、大型免許を持っていないライダーにとっては唯一の選択肢となります。また、Z900RSからのダウンサイジング需要という観点でも、4気筒の楽しさはそのままに軽快な車体で楽しめるZ400RSは、大型車の重さに疲れたベテランの格好の受け皿になるとの見方が広がっています。

こう考えると、Z400RSはRSファミリーの末弟として独自のポジションを確立しつつ、普通二輪免許ユーザーと大型車からの乗り換え組の双方を取り込むモデルになるといえるでしょう。エンジン形式もZ650RSの2気筒とは異なり、4気筒ならではの高回転サウンドが楽しめるため、キャラクターの重複はほとんどないと考えられます。

エリミネーターやGB350などライバル比較

Z400RSが参入するミドルクラス市場には、4気筒モデル以外にも多くの魅力的な選択肢が存在します。ここでは、Z400RSとの比較で注目すべきライバルモデルを整理してみましょう。

まず、同じカワサキのエリミネーターは、並列2気筒エンジンを搭載したクルーザースタイルのモデルです。低いシート高と親しみやすいデザインが特徴で、ファッション性を重視するライダーに人気があります。Z400RSとは方向性が全く異なるため、「走りの刺激」を求めるか「のんびりとしたクルージング」を楽しむかで選択が分かれるでしょう。

ホンダのGB350は、空冷単気筒エンジンが生み出す鼓動感と普遍的なクラシックデザインが魅力のモデルです。価格帯もZ400RSの予想価格より大幅に抑えられるため、経済性を重視する方にとっては有力な候補となります。ただし、4気筒の高回転サウンドや圧倒的なパワーは単気筒では得られないため、走りの官能性を重視するならZ400RSに期待が集まることになりそうです。

トライアンフのスピード400は、海外プレミアムブランドの洗練された走りとステータス性を持つ単気筒モデルです。操縦性の高さとブランドの所有満足度に優れていますが、やはりエンジン形式の違いからZ400RSとは別の魅力を提供するモデルといえるでしょう。

もしZ400RSが実際に登場すれば、400ccクラスのネオクラシック市場に新たな4気筒の選択肢が加わることになります。なお、ホンダもCB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptを公開済みのため、将来的には400cc 4気筒ネオクラシックが複数存在する市場環境になる可能性もあります。選択肢が増えること自体は、ライダーにとって歓迎すべき状況といえるでしょう。

初心者にもベテランにもおすすめできる理由

初心者にもベテランにもおすすめできる理由

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Z400RSが実現した場合、幅広い層のライダーに支持される可能性が高いと見られています。初心者とベテランの双方にとって魅力的な特徴を兼ね備えると予想されるからです。

初心者にとっての利点として予想されるのは、まず現代的な電子制御装備です。ABSやトラクションコントロールが搭載されれば、ブレーキのロックやリアタイヤの空転といったヒヤリとする場面を電子制御がサポートしてくれるため、安心感を持って運転に集中できます。また、4気筒エンジンは低回転域から高回転域まで滑らかに吹け上がる特性を持っており、単気筒や2気筒のように回転のムラを感じにくいという点も、運転に不慣れなライダーにとっては扱いやすさにつながるでしょう。

ベテランライダーにとっては、かつて憧れた400cc 4気筒ネイキッドの感覚を最新の信頼性とともに再体験できるという点が最大の魅力です。CB400スーパーフォアが2022年に生産終了となって以来、新車で手に入る400cc 4気筒ネイキッドは皆無の状況が続いてきました。Z400RSの登場は、この空白を埋める存在として大きな期待を集めています。

さらに、リッターバイクからのダウンサイジングを検討しているライダーにとっても、ZX-4Rベースの77ps前後というパワーは十分以上といえます。大型バイクの重さや維持費の負担から解放されつつ、4気筒の楽しさは維持できるため、「楽に乗れて、でも退屈しない」という理想的な1台になる可能性を秘めています。

4気筒エンジンは2気筒や単気筒に比べて、プラグ交換やバルブクリアランス調整などのメンテナンス項目が増える傾向にあります。維持費がやや高くなることは事前に理解しておくべきポイントですが、現代の4気筒エンジンは信頼性が大幅に向上しており、日常的なメンテナンスをきちんと行えば長く安心して乗り続けられるでしょう。

予約開始時期と購入時の注意点

Z400RSは現時点で公式未発表のモデルであるため、予約開始時期についても確定した情報はありません。しかし、もし正式に発表された場合は、発表直後に販売店での予約受付が始まると見込まれています。

参考として、カワサキの過去の人気モデルの例を振り返ると、Z900RSのデビュー時には発表と同時に注文が殺到し、初期ロットが即完売、納車まで長期間かかるという事態が発生しました。Z400RSが実際に登場した場合にも同様の状況になる可能性があるため、発売を待ち望んでいるライダーは早めの情報収集が重要です。

具体的な準備として考えられるのは、最寄りのカワサキプラザや信頼できるカワサキ正規販売店に足を運び、Z400RSに関する情報が入り次第連絡をもらえるよう依頼しておくことです。販売店ではメーカーからの事前情報を把握しているケースもあるため、こうした販売店とのコミュニケーションは情報入手の近道となるかもしれません。

近年のカワサキは中〜大型モデルの一部をカワサキプラザ専売としています。Z400RSがこれに該当するかどうかは現時点では不明ですが、もし専売モデルとなった場合、購入は全国のカワサキプラザ店舗に限定されることになります。正式発表後に販売チャネルの情報も確認しておくとよいでしょう。

なお、Z400RSの正式発表を待つか、それとも現行のZ400やZX-4Rなど他のモデルを購入するかは、それぞれのライダーの事情や優先順位によって判断が分かれるところです。発売が遅れる可能性もゼロではないため、「絶対にZ400RSでなければ」というこだわりがない場合は、現在手に入るモデルの中から自分に合った1台を選ぶという選択肢も十分にあり得ます。

排ガス規制と4気筒の将来性を考察

Z400RSを検討する上で長期的な視点から考えておきたいのが、排出ガス規制と4気筒エンジンの将来性です。ZX-4Rに搭載されている399cc 4気筒エンジンはすでにユーロ5および国内の最新排出ガス規制をクリアしているため、少なくとも今後数年間は安定した生産・販売が見込まれます。

しかし、さらに先を見据えると、ユーロ6をはじめとする次世代の規制に高回転型の小排気量4気筒エンジンが適合し続けることは、技術的にもコスト的にも難易度が上がっていくと予想されています。つまり、Z400RSが実現すれば、「内燃機関としての400cc 4気筒の集大成」になる可能性があるのです。

ホンダがCB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptを公開したことも含め、現在から2030年頃までが、400cc 4気筒エンジンを純粋に楽しめる貴重な時期になるかもしれないという見方は、業界関係者の間でも広がりつつあります。だからこそ、Z400RSへの期待は単なる新型モデルへの関心を超えて、一つの文化的な選択としての意味合いも帯びているといえるでしょう。

カワサキはカーボンニュートラルへの対応として、水素エンジン技術の研究やハイブリッドモデルの開発も並行して進めています。将来的にRSブランドがどのような形で進化していくのかは未知数ですが、もしZ400RSが登場すれば、カワサキの伝統的な価値観と最新技術が融合する貴重な1台として、多くのライダーに支持される存在になることでしょう。

総括:カワサキのZ400RSに関する最新情報を徹底解説

  • Z400RSはカワサキから公式発表されていない未発表モデルであり情報は全て予測段階
  • Ninja ZX-4Rの399cc並列4気筒エンジンをベースに開発されるとの見方が業界では主流
  • 最高出力は75ps〜77ps前後とクラス最高峰の性能が予想されている
  • 発売時期は一部メディアが2026年前半と予測しているが確定情報はない
  • 予想価格は105万〜110万円前後で400ccとしてはプレミアムな設定が見込まれる
  • デザインはZ900RS譲りの丸Zスタイルが本命だが角Zスタイルの可能性も残る
  • 商標問題からFXやゼファーの名称で登場する可能性も指摘されている
  • ホンダは2026年3月にCB400 SUPER FOUR E-Clutch Conceptを世界初公開済み
  • ホンダはE-Clutch搭載で利便性を訴求しカワサキは走りの官能性で差別化が予想される
  • RSファミリー内ではZ900RS・Z650RSと排気量や免許区分で棲み分けが可能
  • 初心者には電子制御による安心感、ベテランには4気筒の再体験が魅力となり得る
  • 大型車からのダウンサイジング需要の受け皿としても期待が高い
  • 予約に備えて早めに販売店との関係構築や情報収集をしておくことが有効
  • 排ガス規制強化を見据えると400cc 4気筒を楽しめる時間は限られている可能性がある
  • 正確な発売日やスペックはカワサキの公式発表を必ず確認してほしい
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