
出典:HONDA公式
ADV160が生産終了・生産中止になったのか気になっている方も多いのではないでしょうか。人気の高いモデルだけに、「買えない」「販売停止になった」といった噂を耳にして不安を感じている方もいるかもしれません。また、次期モデルの登場予定や、ADV160の納期は何ヶ月待ちですかという疑問を持つ方、さらにADV160の2025年モデルのカラーはどうなっているのか知りたい方もいることでしょう。加えて、ADV160は何キロ出るのかという性能面や、生産国がどこなのかといった基本情報も、購入を検討するうえで重要なポイントになります。
この記事では、ADV160の生産終了に関する真相から、購入前に押さえておきたい基本スペックまで詳しく解説していきます。
- ADV160が本当に生産終了したのかどうかの真相
- 現在の納期状況や2025年モデルのカラーラインナップ
- 最高速度や生産国など購入前に知っておきたい基本情報
- リコール情報を含む注意すべきポイント
ADV160は生産終了していない?真相を解説

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- ADV160は生産中止ですか?現在の販売状況
- 買えない・販売停止と言われる理由
- ADV160の納期は何ヶ月待ちですか?
- ADV160の2025年モデルのカラーは?
- 次期モデルの登場はある?
ADV160は生産中止ですか?現在の販売状況
結論から言うと、ADV160は生産終了していません。ホンダ公式サイトでは現行モデルとして掲載されており、2024年12月19日には2025年モデル相当のカラーチェンジ版が発売されています。つまり、ADV160は現在も新車で購入可能な状態にあります。
ただし、2024年夏頃には一部の販売店で旧カラー仕様の在庫限りで受注終了と案内されていた時期がありました。こうした販売店レベルでの案内が広まったことで、モデル自体が生産終了したという誤解が生じたと考えられます。実際には、旧カラーの生産が終わっただけで、ADV160というモデル自体は継続販売されているのです。
ADV160は2025年モデルとしてカラーチェンジ版が発売されており、現在もホンダの正規販売店で新車購入が可能です。
ADV160は2023年1月に日本国内で発売が開始されたモデルで、PCX160をベースにアドベンチャースタイルを取り入れたスクーターとして人気を集めています。軽二輪クラスの販売台数ランキングでも上位に入る人気モデルであり、ホンダも継続的に販売を行っている状況です。
買えない・販売停止と言われる理由
ただいま〜♬
乗るたび思う
ホント、よく出来てるわ
ADV160とても快適♬
走ってても楽しい♥夕飯作ったらナイツー行っちゃうかどうか迷ってるんだけど
仕事もあるんだよなぁ……
(笑) pic.twitter.com/2DY75qIlEY— いのっち (@armada_takaja) December 3, 2025
ADV160が買えない、販売停止になったと言われた背景には、いくつかの要因が考えられます。ただし、以下はホンダからの公式発表ではなく、あくまで推測の範囲である点にご注意ください。
まず、2024年夏頃に旧カラー仕様の受注が終了したことが挙げられます。販売店レベルでは、メーカーへの新規注文が入れられなくなった時期があり、店頭で「もう生産終了です」「注文できません」と案内されたケースがあったようです。こうした販売店単位での案内が、モデル自体の生産終了と混同された可能性があります。
また、世界的な半導体不足の影響でバイク業界全体の生産計画に影響が出ていた時期もありました。ただし、ADV160固有の生産状況との因果関係を示す公式情報は出ていません。
旧カラーの受注終了とモデル自体の生産終了は別の話です。ADV160は2024年12月にカラーチェンジ版が発売され、現在も継続販売されています。
ADV160の納期は何ヶ月待ちですか?

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2025年モデル(カラーチェンジ版)が発売されている現在、ADV160は通常の新車受注が可能な状態に戻っています。納期については、販売店の在庫状況やメーカーの生産状況によって変動するため、購入を検討している方は最寄りのホンダ販売店に直接問い合わせることをおすすめします。
一般的に、人気モデルの場合は注文から納車まで1〜3ヶ月程度かかるケースが多いですが、店頭に在庫がある場合は即納または短期間での納車が可能な場合もあります。カラーによっても納期が異なることがあるため、希望のカラーがある場合は早めに相談しておくとよいでしょう。
納期は時期や販売店によって大きく異なります。正確な納期情報は、必ずホンダの正規販売店で確認してください。
ADV160の2025年モデルのカラーは?
代車
ものすごく久しぶりに乗ったスクーターは結構楽しいw#ADV160 pic.twitter.com/TUK67CgOHF— かっじー❄@CB1300SB (@Shin_MCZ_Taco) December 7, 2025
ADV160の2025年モデルは、2024年11月7日にホンダから公式発表され、同年12月19日に発売されました。カラーラインナップは以下の3色となっています。
| カラー名 | 特徴 |
|---|---|
| ミレニアムレッド(新色) | スポーティー感のある鮮やかな赤 |
| アステロイドブラックメタリック(新色) | 上質感のあるメタリックブラック |
| パールスモーキーグレー(継続色) | 都会的な印象のグレー |
旧モデルで展開されていたパールボスポラスブルー、マットダリアレッドメタリック、マットガンパウダーブラックメタリックの3色は2025年モデルでラインナップを終了しています。また、3色ともにフロアカバーまわりの構成部品がシルバー、グレー、ブラックの配色に変更され、より引き締まった印象となりました。
メーカー希望小売価格は495,000円(税込)で、初期モデルの473,000円から22,000円の価格改定が行われています。
次期モデルの登場はある?

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日本国内向けADV160の次期モデル(フルモデルチェンジ版)について、2025年12月時点でホンダからの公式発表はありません。現在の日本仕様は2024年11月発表のカラーチェンジ版が現行モデルとなっています。
一方、海外市場では新たな動きがあります。ホンダのインドネシアにおける二輪車生産・販売の合弁会社PT Astra Honda Motorは、2025年9月にADV160の2026年モデルを発表しました。この新モデルでは、アッパーカウルやサイドカウルの形状が変更され、よりSUVテイストを強調したデザインに進化しています。
| グレード | 主な特徴 |
|---|---|
| CBS | コンビブレーキシステム搭載 |
| ABS | アンチロックブレーキシステム搭載 |
| Honda RoadSync | 5インチ液晶メーター、スマートフォン連携機能搭載 |
インドネシア仕様の2026年モデルでは、最上位グレードのHonda RoadSyncに5インチ液晶メーターやスマートフォン連携機能が採用されるなど、装備面でも大幅に強化されています。現地価格は3726万5000ルピア(約33万円)からとなっています。
ただし、このインドネシア仕様2026年モデルが日本国内向けに導入されるかどうかは、2025年12月時点で公式発表がありません。過去にはタイ仕様のカラーが日本にも導入された例があるため、今後の展開に注目です。
ホンダはアドベンチャースクーターというカテゴリーに力を入れており、ADV350やX-ADV750といった上位モデルも継続して販売されています。ADV160も海外で新デザインが投入されていることから、ホンダがこのセグメントを引き続き重視していることがうかがえます。最新情報はホンダの公式発表をチェックすることをおすすめします。
ADV160の生産終了の噂が気になる方へ基本情報

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- 生産国とメーカー希望小売価格
- ADV160は何キロ出る?最高速度の目安
- 口コミで見る評判まとめ
- 故障しやすい箇所はある?
- 購入で後悔しないためのチェックポイント
生産国とメーカー希望小売価格
ADV160(日本国内向けモデル:8BK-KF54)の生産国はタイです。製造事業者はThai Honda Co., Ltd.で、日本へは本田技研工業株式会社が輸入事業者として取り扱っています。なお、インドネシアではAstra Honda MotorがADV160を生産・販売していますが、日本国内向けモデルはタイ製となります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| メーカー希望小売価格(2025年モデル) | 495,000円(税込) |
| 初期モデル価格(2023年発売時) | 473,000円(税込) |
| 生産国 | タイ |
| 製造事業者 | Thai Honda Co., Ltd. |
| 発売時期 | 2023年1月26日 |
同クラスの競合モデルと比較すると、ADV160の価格設定はやや高めです。しかし、アドベンチャースタイルの外装やロングストロークサスペンション、トラクションコントロール(HSTC)などの専用装備を考慮すると、付加価値に見合った価格帯と言えるでしょう。
ADV160は何キロ出る?最高速度の目安
無事帰宅🐸致しまして洗車まで終了しました🥵
かなり良き旅で大満足です😃
帰りはほぼ高速でした🛵
ADV160総括ですが、細めの山道は道悪&雨だったんですがこいつだと安心!砂利道も関係なし!
高速ですが、85キロ前後の巡行ですが高速道路ではやはり最遅の部類で全登板車線も駆使でしたが問題なし❕ pic.twitter.com/OMYdOT6RnO— K13 (@K13adv160honda) July 12, 2025
ホンダ公式では最高速度を公表していませんが、各種試乗記事やオーナーレビューによると、ADV160の最高速度はメーター読みで120km/h程度、GPS実測では110km/h前後という報告が多く見られます。
公式スペックを確認すると、ADV160は156ccの水冷4ストローク単気筒エンジン「eSP+」を搭載しており、最高出力は12kW(16PS)/8,500rpmとなっています。
| 項目 | スペック |
|---|---|
| エンジン種類 | 水冷4ストロークOHC4バルブ単気筒 |
| 総排気量 | 156cc |
| 最高出力 | 12kW(16PS)/ 8,500rpm |
| 最大トルク | 15N・m(1.5kgf・m)/ 6,500rpm |
| 車両重量 | 136kg |
| 燃費(WMTCモード値) | 42.5km/L(クラス2-1) |
試乗レビューでは、100km/hでの巡航も普通にこなせるという評価が多く、新東名高速道路の120km/h区間でもメーター読みで120km/hに届くという報告があります。ただし、エンジン回転数がかなり高くなるため、長時間の高速巡航には向いていない点は理解しておく必要があるでしょう。
原付二種(125cc以下)では走行できない自動車専用道路を利用できる点は、ADV160の大きなメリットの一つです。高速道路での合流や追い越しも余裕を持ってこなせる性能を持っています。
口コミで見る評判まとめ

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ADV160に対するオーナーの口コミでは、様々な評価が寄せられています。ここでは、良い評判と気になる点の両面から紹介していきます。
高く評価されているポイント
多くのオーナーが評価している点として、まずアドベンチャースタイルの個性的なデザインが挙げられます。正面から見るとスクーターには見えないスタイリングは、所有する喜びにつながっているようです。
また、足つき性の良さを評価する声も多く見られました。シート高は780mmですが、シート形状の工夫により、実際にまたがると数値以上に足が届きやすいと感じるオーナーが多いです。身長165cm程度あれば男女問わず扱いに不安を覚えることは少ないでしょう。
長距離走行時の快適性についても好意的な意見が目立ちます。ウインドスクリーンによる風防効果や、ロングストロークサスペンションによる乗り心地の良さは、ツーリング用途で重宝されています。
気になる点として挙げられていること
一方で、シート下トランクの収納性に不満を感じるオーナーの声があります。公式では容量29Lとされていますが、形状の関係でフルフェイスヘルメットが入らないケースが多いようです。この点は後悔ポイントとしてもよく挙げられるため、詳しくは後ほど解説します。
価格についても、同クラスの他モデルと比較して高めという意見があります。ただし、装備内容を考慮すれば妥当という見方をするオーナーも少なくありません。
故障しやすい箇所はある?
午前中 ADV160ドラちゃんと
お花見走行しました😊
先日、リコールが発表されましたが
故障なく絶好調😺 用心するため
バッテリー上がらない程度にエンジン
かけようと思います😺#バイク乗りと繋がりたい pic.twitter.com/CeELib8jd2— 白石 功 (@75Shira) April 4, 2025
ADV160については、2025年3月27日付でオイルポンプドリブンギヤに関するリコールが国土交通省経由で公表されています。これは購入を検討する上で必ず確認しておくべき重要な情報です。
リコール対象:ADV160(8BK-KF54)
車台番号:KF54-1000004〜KF54-1008064
製作期間:2022年10月19日〜2024年2月9日
対象台数:7,031台
不具合の内容は、オイルポンプドリブンギヤの材料および成型が不適切なため、ギヤが破損し油圧が低下して、最悪の場合、走行中にエンジンが停止して走行不能となるおそれがあるというものです。改善措置として、全車両のオイルポンプドリブンギヤを対策品と交換することになっています。
なお、ユーザー報告やパーツカタログ上の情報によると、2025年モデル(カラーチェンジ版)からはオイルポンプ関連の部品番号が変更されており、PCX160と共通部品になっているとの情報があります。ただし、これはホンダ公式の発表ではなくユーザー情報ベースである点にご注意ください。
対象車両かどうかは、ホンダの公式サイトで車台番号を入力することで調べられます。中古車購入を検討している方は必ず確認しましょう。
スマートキーシステムの電池切れや認識不良を経験したというオーナーの報告も見られます。これは故障というよりもメンテナンスの範囲内ですが、定期的な電池交換を心がけ、予備の電池を携帯しておくと安心です。
購入で後悔しないためのチェックポイント

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ADV160の購入を検討する際に、事前に知っておきたい後悔しやすいポイントをいくつか紹介します。これらを理解した上で購入を決めれば、満足度の高いバイクライフを送れるはずです。
最も多く聞かれるのは、シート下トランクの収納性に関する点です。前述の通り、公式では容量29Lとされていますが、形状の関係でフルフェイスヘルメットの収納が難しい場合がほとんどです。ツーリングなどでヘルメットを収納したい場合は、トップケースの追加が必須と考えておいたほうがよいでしょう。
また、通勤や買い物など日常使いがメインの方にとっては、オーバースペックと感じる場面があるかもしれません。アドベンチャースタイルの装備は魅力的ですが、実際にはオフロードを走る機会がないという方も少なくないためです。冒頭でも触れたPCX160との違いとして、収納性を重視するならPCX160のほうがシート下容量30Lで形状的にもヘルメットが収まりやすいという特徴があります。
ADV160はツーリングやちょっとした悪路走行を楽しみたい方に向いています。購入前に自分の使用スタイルと照らし合わせて検討してみてください。
燃費については、公式WMTCモード値で42.5km/Lと良好ですが、高速道路を多用する走り方では実燃費が下がることもあります。試乗レビューでは、高速走行7割・一般道3割の走行で35.7km/L程度という報告もあります。
中古車で旧モデルを購入する場合は、リコール対策の有無を必ず確認してください。リコールについては前の章で詳しく解説していますが、オイルポンプドリブンギヤの不具合は重大な問題につながる可能性があるため、対策済みの車両を選ぶことが重要です。
総括:ADV160は生産終了?販売状況と買う前に知りたい情報
- ADV160は2025年現在も生産継続しており新車で購入可能
- 2024年夏頃の旧カラー受注終了がモデル終了と誤解された経緯がある
- 2025年モデルは2024年12月19日に発売されカラーチェンジのみの変更
- 新色はミレニアムレッドとアステロイドブラックメタリックの2色
- 継続色のパールスモーキーグレーを含め全3色展開
- 生産国はタイでThai Honda Co., Ltd.が製造
- メーカー希望小売価格は495,000円(税込)
- 最高出力は12kW(16PS)で最高速度は実測110km/h前後との報告が多い
- 車両重量136kgでWMTCモード燃費は42.5km/L
- 2025年3月にオイルポンプドリブンギヤのリコールが発表された
- リコール対象は2022年10月〜2024年2月製造の7,031台
- シート下トランク29Lだが形状によりフルフェイスは入りにくい
- アドベンチャースタイルのデザインと足つき性が高評価
- 中古車購入時はリコール対策済みか必ず確認が必要
- 収納性重視ならシート下30LのPCX160も選択肢になる
