CBX400Fのオイル量は何L?交換手順と注意点を徹底解説

CBX400Fのオイル量は何L?交換手順と注意点を徹底解説

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1980年代に一世を風靡した名車、CBX400F。その美しいフォルムと力強いエンジンは、今なお多くのライダーを魅了し続けています。しかし、愛車をいつまでも快調に保つためには、適切なメンテナンスが欠かせません。特に、エンジンオイルの管理は重要です。そこで本記事では、CBX400Fのオイル量について詳しく解説いたします。「CBX400Fのエンジンオイル量は一体何リットルが適正なのか?」、「オイル交換はどのように行うのか?」といった疑問を解消します。また、オイルフィルター交換時の注意点、オイルクーラー装着車のオイル量についても言及します。さらには、CBX400Fのフロントフォークオイル量や、知っておきたいCBX400F 1型 2型の違い、そしてCBX400F インテグラの特徴、CBX400F エンジンの特徴についても触れていきます。この記事を読めば、CBX400Fのオイル管理に関する知識が深まり、あなたの愛車をより長く、より快適に乗り続けるための一助となるでしょう。

  • CBX400Fのオイル交換時における適正なエンジンオイルの量
  • CBX400Fのオイル交換の正しい手順とフィルター交換時の注意点
  • 社外オイルクーラー装着車のCBX400Fにおけるオイル量の算出方法
  • CBX400Fのオイル交換後の適正なオイル量の確認方法
目次

CBX400Fの適正オイル量とは

  • CBX400F エンジンオイル量は?
  • オイル交換の適切な手順
  • オイルフィルター交換時の注意点
  • オイルクーラー装着車のオイル量
  • オイル交換後のオイル量の確認
  • おすすめのエンジンオイル

CBX400F エンジンオイル量は?

CBX400Fのエンジンオイル量は、オイル交換のみの場合と、オイルフィルターも同時に交換する場合とで異なります。まず、オイル交換のみの場合は、約2.2リットルが適正量です。一方、オイルフィルターも交換する際には、約2.3リットルが目安となります。 なぜなら、オイルフィルター内部にもオイルが充填されるため、その分の容量を考慮する必要があるからです。 単純にメーカー指定値では、潤滑油容量は3リットルとされていますが、これはエンジンを完全に分解した、いわゆるオーバーホール時の数値です。通常、ドレンボルトを外して排出できる量とは異なりますので、注意してください。

さらに、社外品のオイルクーラーを装着している場合は、ノーマル車両よりも多くのオイル量が必要になるケースがあります。オイルクーラーや、そこへつながるホース内部にもオイルが満たされるため、その分も加味しなければなりません。 このため、実際にオイルを注入する際には、一気に全量を入れるのではなく、少しずつ量を調整しながら入れることが重要です。約2リットルほど入れた段階で、一度オイルレベルゲージを確認し、その後はゲージを見ながら慎重に足していくことをおすすめします。

オイルレベルゲージで確認する際は、車体を水平な場所に置き、センタースタンドを使って垂直に立てた状態で行います。サイドスタンドで傾いた状態では正確な量を確認できません。 こうすれば、オイルレベルゲージの上限と下限の間にオイルレベルが収まっているか確認できます。もし上限を超えてしまった場合は、ドレンボルトを少し緩めてオイルを抜くなどの対処が必要です。逆に下限に満たない場合は、オイルを少量ずつ足して調整しましょう。適正なオイル量は、エンジンの調子を良好に保ち、トラブルを防ぐために非常に重要です。そのため、面倒であっても必ず確認してください。

オイル交換の適切な手順

CBX400Fのオイル交換は、エンジンのコンディションを良好に保つ上で非常に重要なメンテナンスです。適切な手順で実施しなかった場合、最悪の場合、エンジンを傷めてしまう可能性もありますので、正しい手順で行いましょう。ここでは、その手順を順を追って説明します。

まず、必要なものを準備しましょう。新しいエンジンオイル(約2.2リットル、フィルター交換時は約2.3リットル)、オイルフィルター(同時交換推奨)、ドレンボルトのワッシャー(新品を推奨)、オイル受け(廃油処理用)、工具類(ドレンボルトを外すレンチ、オイルフィルターレンチ等)、そしてウエスやパーツクリーナーが必要です。

準備ができたら、最初にエンジンを数分間暖機運転します。こうすることでオイルが柔らかくなり、抜けやすくなります。 ただ、熱くなりすぎると火傷の危険性がありますので、手で触れられる温度になったらエンジンを止めましょう。

次に、車体を水平な場所に移動させ、センタースタンドで立てます。そして、エンジン下部のドレンボルトを確認してください。ドレンボルトの下にオイル受けを設置し、レンチを使ってドレンボルトを反時計回りに緩めて外します。このとき、勢いよくオイルが排出されますので、火傷に注意してください。

オイルが抜けきるまで、しばらく待ちます。車体を軽く揺すったり、少し傾けたりすると、より多くのオイルを排出できます。抜けきったら、ドレンボルトのワッシャーを新品に交換し、ドレンボルトを元に戻します。この際、締め付けトルクに注意してください。締めすぎるとネジ山を破損する恐れがあるため、サービスマニュアルなどに記載されている規定トルクで締めるようにしましょう。

オイルフィルターも交換する場合は、ドレンボルトを締めた後に、オイルフィルターレンチを使って古いフィルターを外します。新しいフィルターを取り付ける前に、Oリング部分に新しいオイルを薄く塗布しておきます。こうすることで、密着性が高まり、オイル漏れを防ぐことができます。新しいフィルターを手で締め込み、最後にフィルターレンチで軽く増し締めします。

最後に、オイル注入口から新しいエンジンオイルを注入します。前述の通り、一気に全量を入れず、2リットルほど入れた段階で一度オイルレベルゲージを確認します。その後、ゲージを見ながら適正量になるまで少しずつオイルを足していきましょう。

オイル交換後は、数分間エンジンをアイドリングさせ、オイル漏れがないか確認します。特にドレンボルトとオイルフィルター周辺をよく確認しましょう。 問題がなければ、再度オイルレベルを確認し、適正範囲内に収まっていることを確認して作業完了です。

なお、排出された古いオイルは、各自治体のルールに従って適切に処理してください。ガソリンスタンドなどで引き取ってもらえる場合もありますので、事前に確認しておくと良いです。

オイルフィルター交換時の注意点

オイルフィルターの交換は、エンジンオイル交換と同時に行われることが多いメンテナンスです。エンジンオイル同様、この作業もエンジンのコンディションを良好に保つ上で非常に重要と言えます。ここでは、CBX400Fのオイルフィルター交換時の注意点をいくつか解説いたします。

まず、オイルフィルターには、カートリッジタイプと、内部のエレメントのみを交換するビルトインタイプがあります。CBX400Fは、エンジン前部に配置されたケース内にエレメントが収められているビルトインタイプです。そのため、ケースを外すための工具も準備しておきましょう。また、ケースとエンジンの間にはOリングが入っています。このOリングは、フィルター交換の度に新品に交換するのが理想です。 なぜならば、Oリングはゴム製品であり、熱や時間経過によって劣化するからです。劣化したOリングを再利用すると、オイル漏れの原因となる可能性がありますので注意してください。

次に、新しいオイルフィルターを組み付ける前に、前述したOリング部分に新しいエンジンオイルを薄く塗布しておきましょう。これを忘れてしまうと、Oリングがケースに密着せず、オイル漏れの原因となる場合があります。塗布する際は、指で薄く伸ばすように塗ると良いでしょう。

さらに、古いフィルターを取り外す際には、内部に古いオイルが残っています。そのため、フィルターケース下部にオイル受けを置き、周囲が汚れないように養生しておくことをおすすめします。フィルターを外した際にこぼれたオイルは、パーツクリーナーなどでしっかりと清掃してください。

フィルターケースをエンジンに戻す際は、締め付けトルクに注意が必要です。サービスマニュアルなどで規定トルクを確認し、必ずトルクレンチを使用して適正な力で締め付けましょう。 このとき、締め付けが弱いとオイル漏れの原因となり、逆に締めすぎるとケースやボルトを破損してしまう可能性があります。

最後に、これはオイル交換と共通の注意点となりますが、オイルフィルター交換後も、必ずエンジンを始動してオイルを循環させ、オイル漏れがないか確認してください。特に、フィルターケース周辺からの漏れがないか、念入りに確認しましょう。漏れがなければ、再度オイルレベルを確認し、適正範囲内に収まっていることを確認して作業完了です。

オイルクーラー装着車のオイル量

CBX400Fに社外品のオイルクーラーを装着している場合、オイル交換時の適正オイル量はノーマル車両とは異なります。オイルクーラーを追加すると、その本体内部およびエンジンとクーラーをつなぐホース内にもオイルが充填されるため、その分だけ多くのオイルが必要となるのです。

必要なオイルの量は、装着されているオイルクーラーのサイズやホースの長さによって異なります。例えば、アールズの8段オイルクーラーの場合、通常のオイル交換量に加えて約0.3から0.5リットル程度多く見積もる必要があるでしょう。正確な量は、オイルクーラーの説明書やメーカーへの問い合わせなどで確認することをおすすめします。

オイルクーラー装着車で注意すべき点は、通常のオイル交換手順だけでは、オイルクーラー内に古いオイルが残ってしまう可能性があるということです。完全に古いオイルを排出するためには、オイルクーラーからホースを外し、内部のオイルを抜く必要があります。この際、ホース内にエアが混入しないように注意してください。エアが混入すると、オイルの循環が阻害され、冷却効果が低下するだけでなく、エンジンにダメージを与える危険性があります。

オイルを注入する際は、ノーマル車両と同様に、一気に全量を入れずに少しずつ量を調整しながら入れていきます。まず、ノーマル車両の規定量である約2.2リットルを入れ、その後はエンジンを始動してオイルを循環させます。エンジン停止後、数分間待ってからオイルレベルゲージで量を確認し、不足分を少しずつ足していきます。このとき、オイルレベルゲージの上限を超えないように注意してください。オイル量が多すぎると、エンジン内部の抵抗が増え、パワーダウンや燃費の悪化を招く恐れがあります。 さらに、最悪の場合、オイルシールが抜けてオイル漏れを引き起こす可能性もあります。

オイルクーラー装着車は、ノーマル車両に比べてオイル管理が複雑になります。そのため、オイル交換は経験豊富なショップに依頼するのも一つの方法です。 いずれにしても、適正なオイル量を守り、定期的なメンテナンスを行うことで、エンジンのコンディションを良好に保ち、愛車とのバイクライフを長く楽しみましょう。

オイル交換後のオイル量の確認

オイル交換後のオイル量確認は、適正なオイル量を保つために非常に重要な作業です。この確認を怠ると、オイル不足によるエンジンの焼き付きや、オイル過多によるトラブルを招く可能性があります。ここでは、CBX400Fのオイル交換後の正しいオイル量確認方法を説明いたします。

まず、オイル交換が完了したら、エンジンを始動して数分間アイドリングさせます。これは、新しいオイルをエンジン全体、特にオイルフィルター内部に行き渡らせるためです。アイドリング後はエンジンを停止し、数分間(約3〜5分)待ちます。この待ち時間により、エンジン各部に回ったオイルがオイルパンに戻り、正確なオイルレベルの確認ができます。

次に、車体を水平な場所に置き、センタースタンドを使用して車体を垂直に立てます。サイドスタンドで傾いた状態では、正確なオイル量を確認できません。そのため、必ずセンタースタンドを使用してください。もしセンタースタンドが無い車両の場合は、できるだけ垂直に近くなるように固定してから確認します。

車体を垂直にしたら、エンジン右側にあるオイルレベルゲージ、またはエンジン左側下部にあるオイルレベル確認窓を確認します。オイルレベルゲージの場合は、一度引き抜いてウエスで拭き取り、再度差し込みます。ただし、この時、ねじ込まずに、止まるまで差し込んだ位置でレベルを見ます。オイルレベル確認窓の場合は、窓に示されている上限と下限の間にオイルレベルがあることを確認します。

オイルレベルが上限と下限の間にあれば適正量です。もし、下限よりも低い場合は、オイル注入口から少しずつオイルを足し、適正量になるまで調整します。逆に、上限を超えている場合は、オイルを抜く必要があります。この場合、ドレンボルトを少し緩めてオイルを排出しますが、火傷の危険性があるため、エンジンが冷えていることを確認してから作業してください。また、ドレンワッシャーの再利用は、オイル漏れのリスクを高めるため、避けた方が良いです。

オイルレベルの確認は、一見簡単そうに見えますが、いくつかの注意点があります。例えば、エンジンを停止してすぐの確認は避けるべきです。エンジン内部にオイルが残っている状態で確認すると、実際よりも少なく見えてしまうことがあります。 逆に言えば、数十分以上置いてしまうと、本来混ざらないはずの水分やガソリンがオイルに混入するリスクが高まります。 さらに、車体の傾きも測定誤差の原因となります。必ず水平な場所で確認するようにしましょう。

このように、オイル交換後のオイル量確認は、いくつかのポイントを押さえて慎重に行うことが重要です。適切なオイル管理は、エンジンの寿命を延ばし、トラブルを未然に防ぐことにつながります。 これらの点を守り、愛車のコンディションを良好に保ちましょう。

おすすめのエンジンオイル

CBX400Fにおすすめのエンジンオイルについて説明します。まず、CBX400Fのエンジンは、空冷4気筒DOHC4バルブエンジンであり、高回転型のエンジンです。発売されたのが1981年と設計が古いため、その時代の環境を考慮したオイル選びが重要です。

ホンダ純正オイルとしては、「ウルトラG2 SL 10W-40」がおすすめです。このオイルは、部分合成油であり、価格と性能のバランスが取れたオイルと言えます。10W-40という粘度は、CBX400Fの指定粘度であり、幅広い温度域で使用できます。また、部分合成油は、鉱物油と化学合成油のメリットを併せ持つため、旧車にも適しています。ただし、ホンダ純正オイル以外にも多くの選択肢があります。

例えば、モチュールの「7100 4T 10W-40」は、100%化学合成油であり、ホンダ純正オイルよりも高性能を求める方におすすめです。化学合成油は、高温時にも安定した性能を発揮し、エンジンを保護する能力が高いというメリットがあります。このオイルは、CBX400Fのような高回転型エンジンに適したオイルです。また、旧車に使われることを想定した、ゴムやパッキン類への攻撃性が低い添加剤が含まれているのもポイントです。

旧車向けとして様々なオイルをリリースしているASH(アッシュ)も選択肢の一つとして良いでしょう。「FSE MOTO-SPEC」は、100%エステルを特徴としているオイルで、他の化学合成油に比べて油温の上昇が穏やかな特性を持ちます。エンジンの調子が良いのであれば、硬めのオイルも検討できます。このように選択肢は、純正オイル以外にも非常に多く存在します。

エンジンオイルを選ぶ際には、粘度、グレード、ベースオイルの種類などを考慮する必要があります。 粘度に関しては、前述の通り10W-40が指定粘度です。ただし、夏季など気温が高い時期には、15W-50などの、より高温に対応できる粘度のオイルを検討するのも一つです。

グレードは、API規格やJASO規格で表示されており、オイルの性能を表しています。CBX400Fの場合、API規格は「SL級」以上、JASO規格は「MA」以上が推奨されます。

ベースオイルは、大きく分けて鉱物油、部分合成油、化学合成油の3種類があります。鉱物油は、安価ですが性能的には劣ります。化学合成油は、性能的には優れていますが、高価です。部分合成油は、その中間に位置づけられます。

多くのオイルが存在するため、どれを選べば良いか迷うこともあると思います。しかし、それぞれのオイルにはメリットとデメリットがあり、一概に「これが一番良い」と言えるものではありません。 そのため、自分の使用環境や予算、求める性能などを考慮して、最適なオイルを選ぶことが重要です。可能であれば、いくつかのオイルを試してみて、自分のバイクに合ったオイルを見つけることをおすすめします。

なお、オイル交換の際には、オイルフィルターも同時に交換することをおすすめします。フィルターが汚れていると、新しいオイルを入れてもすぐに汚れてしまい、オイルの性能を十分に発揮できないためです。

CBX400F オイル量と車種情報

CBX400F オイル量と車種情報

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  • CBX400F 1型 2型の違い
  • フロントフォークオイル量の適正値
  • CBX400F インテグラの特徴
  • CBX400F エンジンの特徴
  • CBX400F カスタムのポイント

CBX400F 1型 2型の違い

CBX400Fには、1型と2型と呼ばれるモデルが存在します。これらの違いは、主にエンジンの内部構造や、外観、そして型式番号に現れています。 以下、主な相違点を説明します。

まず、最も顕著な違いは、エンジンのヘッドカバー上部の形状です。2型では、ヘッドカバーに「でっぱり」と呼ばれる突起が4つ存在します。これは、1983年に発売されたCBR400FのREV機構の名残です。この「でっぱり」は1型にはありません。この違いは、外観からでも容易に判別できます。

次に、クランクケースにも違いがあります。2型のクランクケースには「HM」という刻印がありますが、1型にはありません。また、2型では、左側のクランクケースにオイルパイプの名残のようなものが見られますが、これもCBR400Fとの共通点です。

キャブレターにも、見分けるポイントがあります。2型のキャブレターには星形のマークがありますが、1型には「G」が四角で囲まれたマークがあります。

外観上の違いとしては、メーター周りや、ステップ、ホイール、フロントフォークのトップキャップ、マスターシリンダーなど、細部にわたって多くの差異が見られます。 例えば、2型のメーターは赤い文字盤を採用し、字体も1型とは異なります。これは、CBR400Fとも共通のものです。ステップは、2型では出っ張りのある形状ですが、1型はシャープなデザインです。ホイールは、2型では黒いアルマイト仕上げですが、1型は塗装仕上げです。また、1型では、フロントフォークのトップキャップに「HONDA」の刻印が大きく入っていますが、2型では小さいです。マスターシリンダーでは、フルードタンクの蓋の文字が、1型では「HONDA」の文字が大きいですが、2型では小さいです。また、その周囲の線の数も異なります。

細かい部分では、2型では、リアフェンダーに「FF」の文字が入っていたり、スタンドの形状が異なったり、メインハーネスやスターターコイルなどの電装系にも違いが見られます。さらに、1型と2型では、使われているネジの色にも違いがあり、2型は全体的に黄色いネジが使われている傾向があります。

最後に、最も重要な違いは、車体番号です。1型の車体番号は「NC07-100〜」で始まり、下から上に向かって番号が打刻されています。対して2型は「NC07-106〜」以降で、上から下に番号が打刻されています。

これらの違いは、メーカーから公式に発表されているわけではありません。 しかし、多くのオーナーや愛好家の間で情報が蓄積され、通説として広まっているものです。1型と2型の違いを知ることは、CBX400Fの歴史を知る上でも興味深いことです。そして、自分の愛車がどちらの型式なのかを知ることで、より一層愛着が湧くのではないでしょうか。

フロントフォークオイル量の適正値

CBX400Fのフロントフォークオイルの適正量は、乗り心地やハンドリングに大きく影響するため、非常に重要なメンテナンス項目です。適正なオイル量を保つことで、フロントフォークの性能を最大限に引き出し、快適で安全なライディングを実現できます。

まず、CBX400Fのフロントフォークは、正立式テレスコピックフォークを採用しています。インナーチューブ径は35mmです。オイル交換の際には、単にオイルを抜いて新しいオイルを入れるだけでなく、油面の高さ調整が重要になります。

CBX400Fのフロントフォークオイルの油面は、インナーチューブを最下端まで沈めた状態で、インナーチューブ上端からオイルレベルまでの距離を測定します。メーカー指定の油面調整値は、152mmです。 これは、スプリングやカラー類を抜いた状態で計測する値です。 この油面調整は、フロントフォークの性能を引き出す上で非常に重要であり、この数値から大きく外れると、ハンドリングに悪影響を及ぼす可能性があります。

油面を調整する際には、専用の油面調整ツールを使用すると便利です。このツールを使うことで、注射器のような要領で、オイルを注入したり抜いたりすることができ、正確な油面調整が可能です。また、油面調整ツールは、フロントフォークからオイルを抜く際にも使用できます。

オイルを注入する際には、ゆっくりと時間をかけて行いましょう。これは、オイル内に気泡が混入するのを防ぐためです。気泡が混入すると、正確な油面調整ができないばかりか、走行中にフロントフォークの動きが悪くなる原因にもなります。 また、新しいオイルを入れる前に古いオイルをしっかりと抜くことも重要です。古いオイルが残っていると、新しいオイルの性能を十分に発揮できません。ドレンボルトを外すだけでなく、車体を傾けるなどして、できる限り古いオイルを排出するようにしましょう。

オイル交換時には、オイルシールやダストシールなどの消耗部品も同時に交換することをおすすめします。これらの部品が劣化すると、オイル漏れの原因となります。特に、オイルシールはフォークオイルに常にさらされているため、劣化しやすい部品です。オイル漏れは、走行性能に悪影響を及ぼすだけでなく、ブレーキにオイルが付着すると非常に危険です。

適正なオイル量と油面調整、そして定期的なメンテナンスを行うことで、CBX400Fのフロントフォークは本来の性能を発揮し、快適で安全なライディングを楽しむことができます。もし、自分での作業に不安がある場合は、経験豊富なショップに依頼することをおすすめします。

CBX400F インテグラの特徴

CBX400Fインテグラは、1982年に発売された、CBX400Fをベースにハーフフェアリングを装着した派生モデルです。このハーフフェアリングは、当時の日本で認可されたばかりの装備であり、インテグラは日本初のフェアリング標準装備モデルとなりました。 ここでは、そんなCBX400Fインテグラの主な特徴を、ベースモデルであるCBX400Fとの違いに焦点を当てて説明します。

最も大きな特徴は、前述の通り、ハーフフェアリングを標準装備していることです。このフェアリングは、走行風をライダーの上方へ流すことで、走行時の疲労を軽減する効果があります。また、ヘッドライトやウインカー、メーター類を覆うことで、これらの部品を保護する役割も果たしています。さらに、フェアリングの効果により、前面投影面積が減少し、空気抵抗が低減され、最高速度が向上するといったメリットもありました。スクリーンの上端が立てられているのは、走行風を効率よく上方へ流すためです。これは、当時の最新技術が取り入れられたデザインと言えます。

また、CBX400Fインテグラには、日本初となるウインカーのオートキャンセル機構が装備されていました。これは、一定時間ウインカーを作動させた後や、一定距離を走行した後に、自動的にウインカーを消灯する機能です。この機構は、ウインカーの消し忘れを防止し、安全性を高める効果があります。ただし、インボードディスクブレーキと同じく、このオートキャンセル機構は一般的になりませんでした。

その他の装備は、基本的にベースモデルのCBX400Fと共通です。エンジンは、空冷4サイクルDOHC4バルブ4気筒、排気量399cc、最高出力48ps/11,000rpm、最大トルク3.4kg・m/9,000rpmという諸元です。吸気系にはキャブレターを採用、始動方式はセルフスターター式です。また、トランスミッションは6速リターン式を採用しています。

このように、CBX400Fインテグラは、当時としては画期的な装備であるハーフフェアリングとウインカーオートキャンセル機構を採用した、先進的なモデルでした。これらの装備は、快適性と安全性を向上させるものであり、CBX400Fインテグラの大きな魅力となっています。

CBX400F エンジンの特徴

CBX400Fのエンジンは、空冷4サイクルDOHC4バルブ直列4気筒、排気量399ccという諸元で、当時としては高出力かつ高回転型のエンジンでした。このエンジンの特徴をさらに詳細に解説します。

まず、注目すべきは、最高出力48ps/11,000rpm、最大トルク3.4kg・m/9,000rpmというスペックです。リッターあたり120馬力という数値は、当時の400ccクラスではトップクラスの性能を誇っていました。この高出力を実現するために、DOHC4バルブという、吸排気効率に優れた構造が採用されています。

このエンジンには、燃料を効率よくシリンダー内に供給するために、コンパクトな燃焼室が設計されています。このコンパクトな燃焼室設計によって、混合気の圧縮効率が高まり、結果として力強い燃焼と高出力を両立していました。

また、吸気系にはVE50A型キャブレターが採用されています。このキャブレターは、エンジンの回転数や負荷に応じて、最適な量の燃料を供給する役割を担っていました。そして、点火系にはフルトランジスタ式点火装置が採用されており、高回転域でも安定した点火性能を発揮しました。

エンジン内部の潤滑はウェットサンプ式が採用されています。これは、エンジン下部のオイルパンに貯められたオイルを、オイルポンプでエンジン各部に圧送する方式です。潤滑油容量は3Lですが、これはエンジンを完全に分解した状態での容量です。そのため、通常のオイル交換では2.2L、オイルフィルター交換時には2.3Lが適正量となります。

始動方式は、セルフスターター式が採用されており、ボタン一つで簡単にエンジンを始動できます。また、トランスミッションは6速リターン式です。クロスレシオ化されたミッションによって、高回転を維持したままの、スポーティな走りが楽しめます。

さらに、このエンジンは、1983年に登場するCBR400Fのエンジンのベースにもなりました。2型と呼ばれる後期のCBX400Fでは、エンジンのヘッドカバーにCBR400FのREV機構の名残である「でっぱり」が存在します。これは、CBX400FとCBR400Fのエンジンに密接な関係があることを示しています。

このように、CBX400Fのエンジンは、当時の最先端技術が惜しみなく投入された、高性能エンジンでした。 高回転までスムーズに吹け上がる特性は、多くのライダーを魅了し、今なお愛され続ける理由の一つとなっています。

CBX400F カスタムのポイント

CBX400Fは、1981年の発売以来、多くのライダーに愛されてきた名車です。そのため、現在でも多くのカスタムパーツが販売されており、自分好みにカスタマイズを楽しむことができます。ここでは、CBX400Fをカスタムする際のポイントをいくつか紹介します。

まず、エンジン周りのカスタムについてです。CBX400Fのエンジンは、高回転型の特性を持つため、吸排気系のチューニングが効果的です。例えば、マフラーを交換することで、排気効率が向上し、パワーアップが期待できます。ただし、マフラー交換は、音量規制に適合していることを必ず確認しましょう。また、排気音の変化も楽しめるため、多くのオーナーがカスタムするポイントです。吸気系では、純正キャブレターをより高性能なものに交換したり、ファンネル仕様にしたりすることで、吸気効率を高めることができます。エンジンオイルでは、部分合成油や化学合成油など、高性能なオイルを使用することで、エンジンを保護し、性能を引き出すことができます。これらのチューニングは、エンジンの性能を向上させるだけでなく、エンジンの寿命を延ばすことにもつながります。

次に、足回りのカスタムについてです。CBX400Fのフロントフォークは、正立式テレスコピックフォークを採用しています。このフォークのオイル量や油面を調整することで、乗り心地やハンドリングを自分好みにセッティングできます。また、オイルシールやダストシールなどの消耗部品を定期的に交換することで、フォークの性能を維持し、オイル漏れなどのトラブルを防ぐことができます。リアサスペンションを社外品に交換するのも、よく行われるカスタムの一つです。社外品のサスペンションは、純正品に比べて減衰力調整機構が備わっているものが多く、より細かなセッティングが可能です。さらに、CBX400Fのリアホイールは、純正では細めのタイヤが装着されていますが、他車種のホイールを流用して、太いタイヤを装着することも可能です。例えば、VF400Fのリアホイールを流用することで、ワンサイズ太いタイヤを装着できます。これにより、走行安定性やグリップ力が向上し、見た目の迫力も増します。

外装のカスタムも、CBX400Fのカスタムの醍醐味の一つです。CBX400Fインテグラ用のハーフフェアリングを装着することで、高速走行時の快適性を向上させることができます。また、シートを交換することで、乗り心地を向上させたり、足つき性を改善したりすることも可能です。他にも、様々なカスタムパーツが販売されているため、自分好みのスタイルに仕上げることができます。

さらに、旧車を扱う上で避けては通れないのが、レストアの必要性です。特にエンジン内部の摩耗や、オイルシールの劣化は、トラブルの原因となります。エンジンのオーバーホールを定期的に行うことで、愛車のコンディションを良好に保ち、長く乗り続けることができます。

このように、CBX400Fは、様々なカスタムの可能性があります。自分好みのカスタムを施し、世界に一台だけのCBX400Fを作り上げるのも、このバイクの楽しみ方の一つです。しかし、カスタムは、安全性や法規制に配慮して行うことが重要です。特に、違法改造にならないよう、十分に注意しましょう。

総括:CBX400Fのオイル量は何L?交換手順と注意点を徹底解説

この記事をまとめると、

  • CBX400Fのオイル交換のみの適正量は約2.2リットルである
  • オイルフィルター交換時は約2.3リットルが適正量となる
  • オイル量はエンジンを完全分解したオーバーホール時とは異なる
  • 社外オイルクーラー装着車はノーマルより多くのオイルが必要である
  • オイル注入時は約2リットルを目安に、少しずつ量を調整する
  • オイルレベルはセンタースタンドを立て、垂直な状態で確認する
  • オイル交換はエンジンを数分暖機し、オイルを柔らかくしてから行う
  • ドレンボルトのワッシャーは新品に交換を推奨
  • オイルフィルターのOリングは新品交換、取り付け時にオイルを塗布する
  • フィルターケース締め付けは、必ず規定のトルクで行う
  • オイル交換後はオイル漏れの確認と、再度オイルレベルの確認を行う
  • オイルはホンダ純正「ウルトラG2 SL 10W-40」がおすすめ
  • モチュール「7100 4T 10W-40」などの化学合成油も選択肢となる
  • CBX400Fには「1型」と「2型」が存在し、エンジン等に違いがある
  • CBX400Fインテグラは日本初のハーフフェアリング標準装備モデルである
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