
出典:YAMAHA
ヤマハが誇るスーパースポーツバイク、YZF-R1。その圧倒的な加速性能から、「速すぎる」という声も聞かれるほどです。では、実際にYZF-R1の最高速度はどれほどなのでしょうか。また、0-100km/hまでの加速時間はスーパーカーにも匹敵すると言われています。この記事では、YZF-R1のエンジンや車体などのスペックを詳細に解説します。電子制御システムについても詳しく見ていきましょう。さらに、高性能バイクゆえに気になる燃費についても触れていきます。これらの情報から、YZF-R1が最速の一台と言えるのか、その真の姿に迫ります。
- YZF-R1の具体的な最高速度と、それが意味するもの
- YZF-R1の0-100km/h加速のタイムと、その速さの理由
- YZF-R1のエンジン、車体、電子制御などの詳細スペック
- YZF-R1と、よりサーキット志向のYZF-R1Mとの違い
YZF-R1は速すぎるのか?

Ride Style
- YZF-R1の最高速度は?
- YZF-R1の0-100km/h加速時間は?
- スペックを徹底解剖
- YZF-R1とYZF-R1Mは何が違うの?
- 燃費はどのくらい?
YZF-R1の最高速度は?
YZF-R1の最高速度は、メーカー公称値では約300km/hとされています。これはあくまで理論値であり、実際の走行条件(路面状況、ライダーの体重、風向きなど)によって変動します。また、日本の公道では、この速度を出すことは法律で禁止されています。
YZF-R1がこれほどの最高速度を達成できる理由は、998ccの直列4気筒エンジンの高い出力と、軽量な車体、そして優れた空力特性にあります。特に、クロスプレーンクランクシャフトを採用したエンジンは、独特の不等間隔爆発により、トラクション性能を向上させ、高速域での安定した走行を可能にしています。
しかし、この最高速度は、サーキットなどのクローズドコースで、かつ高度なライディングスキルを持ったライダーが、適切な装備を着用した上で初めて試すことができるものです。一般公道では、絶対に試さないでください。
繰り返しますが、YZF-R1の最高速度は、あくまでポテンシャルを示すものであり、公道での安全運転を最優先に考える必要があります。
YZF-R1の0-100km/h加速時間は?
YZF-R1の0-100km/h加速時間は、約2.9秒とされています。この数値は、スーパースポーツバイクの中でもトップクラスの性能であり、数千万円クラスのスーパーカーに匹敵、あるいは凌駕するほどの加速力です。
この驚異的な加速性能は、200馬力近い最高出力を誇るエンジンと、軽量な車体、そして高度な電子制御システムによって実現されています。特に、ローンチコントロールシステム(LCS)は、スタート時のホイールスピンやウイリーを抑制し、最適なトラクションを確保することで、スムーズかつ効率的な加速をサポートします。
ただし、この加速性能を安全に体験するためには、適切な場所とライディングスキルが不可欠です。一般公道では、法定速度を遵守し、周囲の交通状況に十分注意して運転してください。
また、YZF-R1の加速性能を最大限に引き出すには、タイヤの状態や路面状況にも気を配る必要があります。タイヤが冷えている状態や、路面が濡れている場合は、スリップのリスクが高まるため、特に注意が必要です。
スペックを徹底解剖
ちょっと1回だけでいいから浮気したいバイク
YZF-R1
めっちゃ気になる。 pic.twitter.com/0cY0V6YxW2— タナトス@バイク垢 (@riderkaga) January 27, 2025
YZF-R1は、ヤマハが誇るスーパースポーツバイクであり、そのスペックはサーキット走行を前提として設計されています。ここでは、主要なスペックについて詳しく解説します。
まず、エンジンは998ccの水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブエンジンを搭載しています。このエンジンは、クロスプレーンクランクシャフトを採用しており、独特の不等間隔爆発によって、トラクション性能とリニアなスロットルレスポンスを実現しています。最高出力は200PS/13,500rpm、最大トルクは113N・m/11,500rpmを発揮します。
車体に関しては、軽量なアルミ製デルタボックスフレームを採用し、高い剛性と優れたハンドリング性能を両立しています。ホイールベースは1,405mmと短く、俊敏な旋回性能に貢献しています。また、サスペンションは、フロントに倒立フォーク、リアにリンク式モノショックを採用し、高い路面追従性と安定性を確保しています。
ブレーキシステムは、フロントに320mm径のダブルディスクとラジアルマウントキャリパー、リアに220mm径のシングルディスクを装備し、強力な制動力を発揮します。さらに、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)も搭載されており、急制動時の安全性を高めています。
電子制御システムも充実しており、トラクションコントロールシステム(TCS)、スライドコントロールシステム(SCS)、ローンチコントロールシステム(LCS)、クイックシフトシステム(QSS)など、数多くのライダーアシスト機能が搭載されています。これらの機能は、サーキット走行でのパフォーマンスを最大限に引き出すだけでなく、公道での安全性も向上させます。
YZF-R1 主要諸元 (2024年モデル 国内仕様)
項目 | スペック |
---|---|
エンジン形式 | 水冷4ストローク直列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 998cc |
最高出力 | 200PS/13,500rpm |
最大トルク | 113N・m/11,500rpm |
フレーム | アルミ製デルタボックス |
ホイールベース | 1,405mm |
サスペンション(前) | 倒立フォーク |
サスペンション(後) | リンク式モノショック |
ブレーキ(前) | 320mm径ダブルディスク、ラジアルマウントキャリパー |
ブレーキ(後) | 220mm径シングルディスク |
タイヤサイズ(前) | 120/70ZR17 |
タイヤサイズ(後) | 190/55ZR17 |
車両重量 | 201kg |
YZF-R1とYZF-R1Mは何が違うの?
#衝撃を受けたバイク
YZF-R1Mだな。
2015年にR1がモデルチェンジして200馬力のニュースを聞いた時、「スゲー、でもどーせ又変なデザインなんでしょ」と思ったら、スゲーカッコ良いの出た。でも、このライトとテールカウルは日本じゃ無理でしょ?と思った。 pic.twitter.com/4Zhrjc1ezV— いとがしんたろー (@bonneville1200) January 17, 2025
YZF-R1とYZF-R1Mは、どちらもヤマハのフラッグシップスーパースポーツモデルですが、いくつかの重要な違いがあります。YZF-R1Mは、よりサーキット走行に特化したモデルであり、より高度な装備が採用されています。
最も大きな違いは、サスペンションです。YZF-R1Mには、オーリンズ製の電子制御サスペンションが採用されています。このサスペンションは、走行状況に応じてリアルタイムで減衰力を自動調整し、常に最適な走行性能を発揮します。一方、YZF-R1のサスペンションは、手動で調整するタイプです。
外観上の違いとしては、YZF-R1Mは、カウルの一部にカーボン素材を使用しています。これにより、軽量化と高い質感を両立しています。他にも、YZF-R1Mには、データロガーが標準装備されており、サーキット走行時のデータを記録・分析することができます。
これらの違いから、YZF-R1Mは、サーキット走行を頻繁に行うライダーや、より高度な走行性能を求めるライダーに適しています。一方、YZF-R1は、公道での走行も楽しみたいライダーや、コストパフォーマンスを重視するライダーにおすすめです。
YZF-R1とYZF-R1Mの主な違い
項目 | YZF-R1 | YZF-R1M |
---|---|---|
サスペンション | 手動調整式 | オーリンズ製電子制御サスペンション |
カウル素材 | 一部FRP | 一部カーボン |
データロガー | オプション | 標準装備 |
その他装備 | ||
価格(参考) | 2,365,000円(税込) | 3,190,000円(税込) |
燃費はどのくらい?
YZF-R1の燃費は、乗り方や走行条件によって大きく異なりますが、一般的には15km/L前後と言われています。高性能なスーパースポーツバイクとしては、平均的な数値と言えるでしょう。
ただし、街乗りや渋滞路での走行では、燃費が悪化する傾向にあります。頻繁なストップ&ゴーや低速走行では、エンジンが高回転まで回らないため、燃焼効率が低下します。一方、高速道路でのクルージングなど、一定の速度で走行する場合は、燃費が向上する傾向にあります。
燃費を向上させるためには、急加速や急減速を避け、スムーズな運転を心がけることが重要です。また、適切なギアを選択し、エンジン回転数を適切な範囲に保つことも、燃費向上に繋がります。
なお、YZF-R1はハイオクガソリン指定です。レギュラーガソリンを使用すると、エンジン性能が低下したり、故障の原因となる可能性があるため、注意が必要です。
YZF-R1、速すぎるとの声

Ride Style
- カスタムの注意点
- ファイナルモデル?
- 生産終了の真相は?
- 新車購入時の注意点
- 中古モデルの選び方
カスタムの注意点
YZF-R1は、そのままでも高い性能を持つバイクですが、カスタムによってさらに自分好みの1台に仕上げることができます。ただし、カスタムを行う際にはいくつか注意すべき点があります。
まず、YZF-R1は高性能なバイクであるため、パーツの選択には注意が必要です。安価なパーツや信頼性の低いパーツを使用すると、性能が低下するだけでなく、安全性にも影響を及ぼす可能性があります。信頼できるメーカーの製品を選び、可能であれば、純正パーツやヤマハが推奨するパーツを使用することをおすすめします。
次に、カスタムを行う際は、バイクの特性を理解した上で行うことが重要です。例えば、マフラーを交換する場合、排気効率が変わることでエンジン特性が変化する可能性があります。場合によっては、ECUのセッティング変更が必要になることもあります。また、サスペンションの交換や車高の変更は、ハンドリング特性に大きな影響を与えるため、慎重に行う必要があります。
さらに、カスタムパーツの取り付けは、専門的な知識や技術が必要な場合があります。自信がない場合は、無理をせず、信頼できるショップに依頼することをおすすめします。
最後に、カスタムを行う際は、保安基準に適合しているかを確認することが重要です。違法改造は、事故の原因となるだけでなく、法律違反にもなります。
カスタムの際に特に注意すべき点
- マフラー交換: 排気音量や排ガス規制に適合しているか確認する。
- ブレーキ関連パーツ: 性能だけでなく、安全性を最優先に考える。
- サスペンション: 自分のライディングスタイルや体重に合ったセッティングを行う。
- 外装パーツ: 空力特性に影響を与える可能性があるため、慎重に選択する。
これらの注意点を守り、適切にカスタムを行うことで、YZF-R1のポテンシャルをさらに引き出し、より安全で快適なバイクライフを楽しむことができるでしょう。
ファイナルモデル?
YZF-R1 2025年モデル
発表になりましたね😳
これがファイナルモデルに
なってしまうのでしょうか🥹 pic.twitter.com/SVIXk7XBc6— 富士2りんかん (@2rinkan__fuji) September 19, 2024
YZF-R1の「ファイナルモデル」に関する公式な発表は現在、ヤマハからはされていません。しかし、いくつかの状況証拠から、現行モデルが最終型になる可能性が示唆されています。
まず、欧州では2025年以降、YZF-R1の公道仕様の販売が終了し、レースベース車のみの販売となることが発表されています。これは、欧州の排ガス規制「Euro5+」に適合できないことが理由です。日本国内でも同様の規制が導入される予定であり、現行モデルがこの規制に対応していないため、近い将来、販売終了となる可能性があります。
一方で、ヤマハは2024年11月に北米仕様のYZF-R1とYZF-R1Mを発表しており、これが「ファイナルエディション」のような特別な仕様になるのではないかという憶測も流れています。
ただし、これはあくまで可能性の話であり、ヤマハが今後、新型のYZF-R1を開発する可能性も否定できません。例えば、環境規制に対応した新しいエンジンを開発したり、電動化技術を導入したりすることで、YZF-R1のブランドを存続させることも考えられます。
現時点では、YZF-R1の将来について断定的なことは言えませんが、現行モデルが貴重な存在になる可能性は十分にあります。購入を検討している方は、今後の情報を注視しつつ、早めに決断することをおすすめします。
生産終了の真相は?
YZF-R1の生産終了については、いくつかの情報が錯綜していますが、現時点での状況を整理します。
まず、欧州においては、2025年モデルからYZF-R1の公道向けモデルの販売が終了し、レースベース車両のみの販売となることがヤマハから正式に発表されています。これは、欧州の新たな排ガス規制「Euro5+」に現行のYZF-R1が対応していないことが主な理由です。
しかし、日本国内においては、2024年6月現在、ヤマハからの公式な生産終了の発表はありません。 日本独自の排ガス規制は、EURO5相当で、猶予期間があるため、2026年11月までは現行モデルを販売できます
直近の情報では、ヤマハ発動機が北米仕様の2025年モデルYZF-R1/Mを発表しました。 このモデルは、エンジン、フレーム、ボディなどに大きな変更はないものの、ウイングレットの標準装備やハンドリング性能、ブレーキング性能の向上が図られています。 この北米仕様の発表により、日本国内での新型モデル発売への期待が高まっています。
一部では、2025年モデルがファイナルエディションになるという噂や、部品供給の問題で発売が遅れているという情報もありますが、これらはヤマハからの公式発表ではありません。 販売店によっては、新型モデルに関する情報を提供しているところもあるようなので、気になる方は問い合わせてみてください。
まとめ
- 欧州: 2025年モデルから公道仕様は生産終了、レースベース車のみ販売
- 北米: 2025年モデルYZF-R1/M発表
- 日本: 公式な生産終了の発表はなし
今後の情報に注目しつつ、現行モデルや中古モデルの購入を検討する場合は、早めに動くことをおすすめします。
新車購入時の注意点
憧れ続けて
でもなかなか手が届かなくて、、、
12年越しに新車YZF- R1納車しました🏍️あぁ、カッコいい、、、
Xのバイク好きの皆様
仲良くしてもらえれば嬉しいです🙇
よろしくお願いします🙇🙇#yzfr1#納車#x初投稿 pic.twitter.com/nhXe7gWhHw— Tsuzuki.san🤖 (@jmadqm) April 27, 2024
YZF-R1の新車購入を検討する際に注意すべき点は、このモデルが持つ特性と、自身のライディングスキルや用途が合致するかどうかを慎重に見極めることです。
YZF-R1は、200馬力近い最高出力を誇るエンジンを搭載し、サーキット走行を前提に開発されたスーパースポーツバイクです。このため、以下のような点に注意が必要です。
-
ライディングスキル: YZF-R1の性能を十分に引き出し、安全に乗りこなすためには、相応のライディングスキルが必要です。初心者や大型バイクに乗り慣れていない方は、まずは試乗などを通して、自分のスキルで扱えるかどうかを確認することをおすすめします。
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使用用途: YZF-R1は、前傾姿勢がきつく、シートも高めであるため、長時間のツーリングや街乗りには不向きです。主にサーキット走行や、ワインディングロードでのスポーツ走行を楽しむことを目的とする方に向いています。
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納期: YZF-R1は人気モデルであり、生産台数も限られているため、注文から納車まで時間がかかる場合があります。特に、カラーリングや仕様によっては、入手が困難になることもあります。早めに販売店に相談し、納期を確認しましょう。
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維持費: 高性能なバイクであるため、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品の交換サイクルが早く、メンテナンス費用も高額になる傾向があります。また、燃費もあまり良くないため、ガソリン代も考慮に入れる必要があります。
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生産終了の可能性 前述の通り排ガス規制の問題で、近い将来生産終了となる可能性があります。新車で手に入るうちにという考え方もあります。
これらの注意点を踏まえ、自身のスキルや用途、予算などを総合的に考慮して、YZF-R1が本当に自分に合ったバイクかどうかを判断することが重要です。
中古モデルの選び方
YZF-R1の中古モデルを選ぶ際には、年式、走行距離、車両の状態、そして整備記録の有無などを総合的に判断することが重要です。
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年式: YZF-R1は、年式によって仕様が大きく異なります。特に、2015年以降のモデルは、電子制御システムが大幅に進化しているため、より高度な走行性能を求める場合は、2015年以降のモデルがおすすめです。 それ以前のモデルは、よりアナログな操作感を求める方には良い選択肢です。
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走行距離: 走行距離は少ない方が良いですが、極端に少ない場合は、長期間放置されていた可能性もあるため、注意が必要です。定期的なメンテナンスを受けていたかどうか、整備記録簿で確認しましょう。
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車両の状態: 外装の傷やへこみだけでなく、エンジン、足回り、電装系など、細部までチェックしましょう。可能であれば、試乗させてもらい、異音や振動がないか、スムーズに走行できるかを確認しましょう。 特に以下の点に注意して下さい。
- エンジン:異音、オイル漏れ、始動性
- 足回り:サスペンションの動作、ブレーキの効き具合
- 電装系:灯火類の動作、電子制御システムの動作
-
整備記録簿: 整備記録簿があれば、過去のメンテナンス履歴や修理履歴を確認することができます。これにより、車両の状態をより詳しく把握することができます。
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カスタムパーツ 多くの場合、カスタムパーツが装着されています。ノーマルパーツの有無や、カスタムパーツの状態も確認しましょう
これらのポイントを参考に、信頼できるショップで、納得のいくYZF-R1の中古モデルを見つけてください。
総括:YZF-R1は速すぎる?最高速やスペック、R1Mとの違いを徹底検証
この記事をまとめると、
- YZF-R1の最高速度はメーカー公称値で約300km/h
- 0-100km/h加速は約2.9秒でスーパーカー並み
- 998cc直列4気筒エンジンはクロスプレーン型で独特
- トラクション性能が高く、高速域で安定走行が可能
- ローンチコントロールでスタート時の加速を最適化
- 軽量な車体と高度な電子制御が驚異的性能を支える
- YZF-R1Mは電子制御サスやカーボンパーツを装備
- 燃費は乗り方次第だが一般的に15km/L前後
- カスタムは性能と安全性を考慮し信頼できる製品を選ぶ
- 欧州では2025年からレースベース車のみ販売
- 日本では生産終了の公式発表はまだない
- 新車購入時は自身のスキルと用途をよく考えること
- 納期は長くなる場合があるので早めに販売店へ確認
- 中古は2015年以降のモデルが電子制御進化でおすすめ
- 中古購入時は年式、走行距離、車両状態、整備記録を確認