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GSF1200とバンディット1200は、スズキが誇る大型ネイキッドバイクとして、多くのライダーを魅了してきました。外観こそ似ている部分もありますが、その開発背景やコンセプト、そして細部に至るまで、両者には明確な違いが存在します。では、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。 まず、GSF1200は、その名の通り、GSX-R1100の血統を受け継ぐ、まさに「走り」を追求したモデルとして1995年に登場しました。当時のネイキッドブームを牽引する一台として、その加速性能、特に低回転域からの力強い加速は、多くのライダーを虜にしました。一方、バンディット1200は、2000年にGSF1200の後継モデルとして登場。「バンディット」の名を冠し、より幅広い層のライダーに受け入れられるように、扱いやすさと安定性を重視した設計となっています。 これらの基本的な違いは、スペックにも明確に表れています。最高出力や最大トルクの発生回転数、乾燥重量、ホイールベースなど、細かな数値の違いが、乗り味に大きな影響を与えているのです。また、それぞれのモデルが辿ってきた人気の変遷や、中古市場の状況、そしてオーナーたちがどのようなカスタムを楽しんできたのかを知ることも、両者の違いをより深く理解する上で重要です。この記事では、GSF1200とバンディット1200の違いについて、基本情報からスペック比較、人気の変遷、カスタムの方向性、そして中古市場の状況まで、徹底的に解説していきます。GSF1200とバンディット1200の違いを知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
- GSF1200とバンディット1200の基本的な開発背景やコンセプトの違い
- 両モデルのスペック(最高出力、最大トルク、乾燥重量、ホイールベースなど)の具体的な比較
- エンジン特性の違い、特に低中速トルクの出方や扱いやすさの違い
- それぞれのモデルが辿ってきた人気の変遷や中古市場の状況
GSF1200とバンディット1200の違いとは?
こちらも近々販売予定のGSF1200
車検2年付きで50万円くらいの予定です。
赤はだいぶ見かけなくなったよねぇ。
#GSF1200 pic.twitter.com/ujjTnIXfys— db (@garagedb) February 24, 2024
- GSF1200とバンディット1200の違い:基本情報
- GSF1200とバンディット1200のスペック比較
- エンジン特性の違い:GSF1200とバンディット1200
- GSF1200とバンディット1200:人気の変遷
- GSF1200とバンディット1200の中古市場
- GSF1200 バンディット1200 違い:カスタムの方向性
GSF1200とバンディット1200の違い:基本情報
GSF1200とバンディット1200は、どちらもスズキが製造販売していた大型ネイキッドバイクです。外見は似ていますが、開発された背景やコンセプト、ターゲットとするライダー像には違いがあります。これらを理解することで、それぞれのバイクが持つ個性をより深く理解できるでしょう。
まず、GSF1200(GV75A型)は1995年に登場しました。当時のネイキッドブームの中、「走りのネイキッド」として、GSX-R1100のエンジンをベースに低中速トルクを重視したチューニングを施し、軽量な車体に搭載したモデルです。そのため、加速性能が高く、特に低回転域からの力強い加速が特徴でした。海外では「バンディット1200」の名で販売されていた時期もありましたが、国内向けにはGSF1200として販売されました。
一方、バンディット1200(GV77A/GV79A型)は2000年に登場しました。これはGSF1200の後継モデルという位置づけで、海外名であった「バンディット」の名を国内でも採用することになりました。エンジンはGSF1200のものをベースに改良が加えられ、より扱いやすく、幅広い用途に対応できる特性へと変更されました。また、車体も改良され、より安定した走行性能を実現しています。
つまり、GSF1200は「刺激的な走り」を重視したモデルであり、バンディット1200は「扱いやすさと安定性」を重視したモデルと言えるでしょう。この基本的な違いが、後のスペックや乗り味の違いに繋がっていきます。また、バンディット1200はマイナーチェンジを経てGV79A型となり、油冷ファイナルエディションが登場するなど、油冷エンジン搭載車としての終焉までラインナップされました。その後、水冷エンジンを搭載したバンディット1250へとモデルチェンジしています。
GSF1200とバンディット1200のスペック比較
カッコはいいだよな〜バンディット1200(GV79A) pic.twitter.com/GmPqxV9erJ
— 永田一(つばめ) (@m290404) July 11, 2024
GSF1200とバンディット1200は、ベースとなるエンジンは共通していますが、細部の仕様変更によりスペックに違いが見られます。ここでは、主要なスペックを比較し、それぞれの特徴を見ていきましょう。
項目 | GSF1200(GV75A) | バンディット1200(GV77A) | バンディット1200(GV79A) |
---|---|---|---|
エンジン形式 | 油冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ | 油冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ | 油冷4スト並列4気筒DOHC4バルブ |
総排気量 | 1156cc | 1156cc | 1156cc |
最高出力 | 97ps/8500rpm | 100ps/8500rpm | 100ps/8500rpm |
最大トルク | 9.8kg-m/4000rpm | 9.5kg-m/6500rpm | 9.5kg-m/6500rpm |
乾燥重量 | 208kg | 214kg(無印)/218kg(S) | 214kg(無印)/218kg(S) |
ホイールベース | 1435mm/1465mm(ABSモデル) | 1435mm/1465mm(S) | 1485mm |
この表からわかるように、最高出力はバンディット1200の方が若干高く設定されていますが、特筆すべきは最大トルクの発生回転数です。GSF1200は4000rpmという低い回転数で最大トルクを発生するのに対し、バンディット1200は6500rpmと高回転側に移動しています。この違いが、前述したエンジン特性の違いに大きく影響しています。また、乾燥重量はGSF1200の方が若干軽く、ホイールベースはGV79A型で延長されています。ホイールベースの延長は、直進安定性の向上に貢献しますが、反面、旋回性は若干鈍くなる傾向があります。
これらのスペックの違いから、GSF1200は発進加速や低速からの力強い加速を重視するライダーに適していると言えるでしょう。一方、バンディット1200は、より扱いやすく、ツーリングなど幅広い用途に対応できるバイクと言えます。特にGV79A型は、ホイールベースの延長により高速走行時の安定性が増しており、長距離ツーリングにも適しています。
このように、スペックを比較することで、GSF1200とバンディット1200の違いをより明確に理解することができます。バイクを選ぶ際には、これらのスペックの違いを考慮し、自身のライディングスタイルや用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。
エンジン特性の違い:GSF1200とバンディット1200
GSF1200とバンディット1200は、外観こそ似通っているものの、エンジンの特性は大きく異なります。この違いは、両車の性格を決定づける重要な要素と言えるでしょう。両車は同じ油冷エンジンを基本としていますが、セッティングの違いによって異なる個性を発揮しています。
GSF1200は、GSX-R1100のエンジンをベースにボアアップした排気量1156ccの油冷直列4気筒エンジンを搭載しています。最大の特徴は、低回転域から湧き上がるような強烈なトルクです。特に4000回転付近で最大トルクを発生するようにセッティングされており、スロットルをわずかに開けただけで、背中を蹴り出されるような強烈な加速を体感できます。この特性から、「じゃじゃ馬」や「ウイリーマシン」といった形容詞で語られることも少なくありません。しかし、このピーキーな特性は、乗り手を選ぶ一面もありました。特に、経験の浅いライダーにとっては、扱いにくさを感じる場面もあったようです。
一方、バンディット1200は、GSF1200の後継モデルとして登場しました。エンジン自体はGSF1200のものをベースとしていますが、カムプロフィール、キャブレターセッティング、点火時期などが変更され、より扱いやすく、マイルドな特性へと変更されています。最大トルクの発生回転数もGSF1200より高回転側に移動しており、高回転域までスムーズに吹け上がる特性となっています。これにより、街乗りやツーリングなど、幅広い用途で扱いやすいバイクとなりました。GSF1200のような強烈な加速感は薄れたものの、スムーズで扱いやすい特性は、多くのライダーに受け入れられました。
つまり、GSF1200は、低回転域での爆発的な加速を重視した、ある意味「尖った」特性を持っていました。対してバンディット1200は、より扱いやすく、幅広い用途に対応できる、ジェントルな特性へと進化を遂げたと言えるでしょう。このエンジン特性の違いが、両車のキャラクターを大きく分けていると言えます。
GSF1200とバンディット1200:人気の変遷
GSF1200とバンディット1200は、登場した時代背景や市場のニーズの変化によって、人気の変遷を辿ってきました。それぞれの時代における評価や市場の反応を振り返ることで、両車の立ち位置をより深く理解できるでしょう。
GSF1200が登場した1995年は、ネイキッドバイクブームが盛り上がりを見せていた時代です。各メーカーから個性的なネイキッドモデルが続々と登場する中、GSF1200は、その強烈な加速感と、他メーカーのモデルとは一線を画す個性的なスタイルで、一部のライダーから熱狂的な支持を集めました。特に、加速性能を重視するライダーや、他とは違う個性的なバイクを求めるライダーに支持されたと言えるでしょう。しかし、そのピーキーな特性から、万人受けするモデルとは言えず、販売台数としてはライバル車に及ばない面もありました。
その後、2000年に登場したバンディット1200は、GSF1200の反省点を踏まえ、より幅広いライダーに受け入れられるように開発されました。エンジン特性のマイルド化や、車体の改良などにより、扱いやすさと安定性を向上させたことで、多くのライダーから支持を集めました。特に、ツーリングや街乗りなど、日常的な用途で使用するライダーからの評価が高かったようです。また、ハーフカウルを装備した「S」モデルもラインナップに加わったことで、高速走行時の快適性も向上し、ツーリングユースでの人気を高める要因となりました。
このように、GSF1200は一部の熱狂的なファンに支持された、個性の強いモデルでした。対してバンディット1200は、より多くのライダーに受け入れられるように、扱いやすさと実用性を重視したモデルと言えるでしょう。市場のニーズの変化に対応することで、バンディット1200はGSF1200よりも幅広い層のライダーに支持されるモデルへと進化を遂げたと言えます。
GSF1200とバンディット1200の中古市場
売りまーす
348000円
バンディット1200
車検満タン! pic.twitter.com/PoJN3YwOOE— 34 (@satoshi_chinen_) July 6, 2023
GSF1200とバンディット1200は、生産終了から年月が経過しているため、現在は中古市場でのみ入手可能です。中古市場の状況を知ることは、購入を検討する上で非常に重要です。状態の良い個体を見つけるためのポイントや、価格相場などを把握しておきましょう。
まず、GSF1200は、バンディット1200よりも古いモデルであるため、中古市場に出回っている台数は少なくなっています。状態の良い個体はさらに希少で、価格も高騰傾向にあります。特に初期型(GV75A型)は、そのピーキーなエンジン特性から根強い人気があり、高値で取引されることが多いです。走行距離が少なく、整備履歴がしっかりしている個体であれば、比較的高価でも購入する価値はあるでしょう。
一方、バンディット1200は、GSF1200に比べて比較的新しいモデルであるため、中古市場に出回っている台数は比較的多いです。価格もGSF1200に比べると落ち着いており、状態の良い個体を探しやすいと言えます。特に最終型のGV79A型は、各部の熟成が進んでおり、中古車としてもおすすめです。ただし、最終型は「油冷ファイナルエディション」として特別仕様車も存在し、こちらは通常モデルよりも高値で取引されています。
中古車を選ぶ際には、以下の点に注意すると良いでしょう。
- 走行距離: 少ないほど良いですが、年式相応の走行距離であれば問題ありません。
- 整備履歴: 定期的なメンテナンスが行われているか確認しましょう。
- 外装の状態: サビや傷の有無を確認しましょう。
- エンジン音: 異音がないか確認しましょう。
- 試乗: 可能であれば必ず試乗し、フィーリングを確認しましょう。
インターネットオークションや中古車情報サイトなどを活用することで、様々な個体を見つけることができます。複数の個体を比較検討し、納得のいく一台を見つけることが大切です。最近では、インターネットオークション等で個人売買されているケースも見られますが、整備等の知識がない場合はバイクショップ等で購入した方が安心でしょう。
GSF1200 バンディット1200 違い:カスタムの方向性
【バンディット1200 フルエキゾースト】
新規入荷車両!
バンディット1200!
当時、実は扱いやすいビッグバイクの最右翼とも言われるほどのバイクだったりします😎
最近ちょくちょくお問い合わせも増えてきており早いもの勝ちとなっております🏍️🏍️ pic.twitter.com/XrkUBUHFZ5— MFD大阪寝屋川店🏍モトフィールドドッカーズ大阪寝屋川店 スズキ販売全国1位! (@MFD41264038) October 13, 2023
GSF1200とバンディット1200は、それぞれ異なるキャラクターを持っているため、カスタムの方向性も異なってきます。自身の好みや使用用途に合わせてカスタムすることで、よりバイクライフを楽しむことができるでしょう。
GSF1200は、その強烈な加速感をさらに引き出すカスタムが人気です。例えば、社外マフラーへの交換や、キャブレターのセッティング変更などを行うことで、パワーアップを図ることができます。ただし、あまり過激なカスタムを行うと、ピーキーな特性がさらに強調され、扱いにくくなる可能性もあるため注意が必要です。また、足回りやブレーキの強化なども、走行性能を高める上で有効です。GSF1200は、ネイキッドらしいワイルドなスタイルを強調するカスタムも人気があります。ビキニカウルの装着や、ハンドル交換などで、より個性的なスタイルに仕上げることができます。
一方、バンディット1200は、ツーリング性能を高めるカスタムが人気です。例えば、ハーフカウルを装着していないモデルにハーフカウルを装着したり、ロングツーリングに適したシートに交換したりすることで、快適性を向上させることができます。また、キャリアやパニアケースなどを装着することで、積載性を高めることも可能です。バンディット1200は、ノーマルの状態でも完成度が高いため、あまり大掛かりなカスタムは必要ないかもしれません。しかし、サスペンションやブレーキなどの足回りを中心にカスタムすることで、走行性能をさらに向上させることができます。
どちらのモデルも、カスタムパーツは比較的豊富に出回っています。インターネットオークションやカスタムパーツ専門店などで、様々なパーツを見つけることができるでしょう。ただし、古いモデルであるため、廃盤になっているパーツもあるかもしれません。カスタムを行う際には、事前にしっかりと情報収集を行い、計画的に進めることが大切です。カスタムによってバイクの個性は大きく変わります。自身の理想とするスタイルや、バイクの使用用途に合わせて、最適なカスタムを見つけることが、バイクライフをより一層充実させる鍵となるでしょう。
GSF1200とバンディット1200の違いを徹底比較
- GSF1200とバンディット1200のフルパワー化について?
- GSF1200とGSX1400の違いとは?
- バンディット1200SファイナルとGSF1200の違い
- GSF1200とバンディット1250の違い
- GSF1200とイナズマ1200のエンジン特性の違い
- まとめ:GSF1200とバンディット1200、どちらを選ぶべきか
GSF1200とバンディット1200のフルパワー化について?
土曜に陸送会社がピックアップするってことは年内に届きそう。。。年内に車検通すまでできればいいなぁ。#GSF1200 pic.twitter.com/D4WiozSl8n
— げろ (@geroppa) December 13, 2024
GSF1200とバンディット1200は、国内仕様では当時の自主規制により最高出力が抑えられていました。そのため、「フルパワー化」という言葉が、これらのバイクを語る上でよく出てきます。具体的にどのようなことを意味するのか、また、実施する際の注意点などを解説いたします。
「フルパワー化」とは、本来持っているエンジンの性能を最大限に引き出すために、メーカーによって意図的に抑えられていた出力を解放する作業を指します。GSF1200とバンディット1200の場合、主に以下の方法でフルパワー化が行われていました。
- リミッターカット: スピードリミッターを解除することで、最高速度の上限を取り払います。
- 点火時期の変更: イグナイターなどを交換または調整することで、点火時期を最適化し、出力特性を向上させます。
- キャブレターセッティングの変更: 吸気効率を高めるために、キャブレターのセッティングを変更します。場合によっては、社外品のキャブレターに交換することもあります。
- マフラー交換: 排気効率を高めるために、社外品のマフラーに交換します。
これらの作業を行うことで、本来の出力に近い状態にすることが可能となります。しかし、フルパワー化にはメリットだけでなく、デメリットや注意点も存在します。
メリット:
- 本来のエンジンの性能を発揮できるため、加速性能や最高速度が向上します。
- 高回転域までスムーズに吹け上がるようになり、よりスポーティな走行を楽しめます。
デメリット:
- エンジンや駆動系への負担が増加し、故障のリスクが高まる可能性があります。
- 燃費が悪化する可能性があります。
- 排気音量が大きくなる可能性があります。
- 車検に通らなくなる可能性があります。
特に、古いバイクであるため、フルパワー化によって各部の劣化が進行する可能性も考慮する必要があります。また、排気音量の増加は、近隣住民への迷惑となるだけでなく、法規制に抵触する可能性もあります。フルパワー化を行う際は、これらのデメリットを十分に理解した上で、自己責任で行う必要があります。信頼できるショップに相談し、適切な作業を行ってもらうことを強くお勧めいたします。
GSF1200とGSX1400の違いとは?
GSF1200とGSX1400は、どちらもスズキの油冷エンジンを搭載した大型ネイキッドバイクですが、コンセプトやターゲットとするライダー像が異なり、各部に違いが見られます。それぞれの特徴を比較することで、両車の個性をより深く理解できるでしょう。
GSF1200は、前述の通り、GSX-R1100のエンジンをベースに低中速トルクを重視したチューニングを施し、軽量な車体に搭載したモデルです。そのため、加速性能が高く、特に低回転域からの力強い加速が特徴です。どちらかというと、スポーツ走行を重視したキャラクターと言えます。
一方、GSX1400は、GSF1200よりも後に登場したモデルで、「キング・オブ・ネイキッド」というコンセプトの下、圧倒的なパワーと存在感を追求したモデルです。排気量は1401ccと、GSF1200よりも大きく、最大トルクもGSF1200を大きく上回っています。ただし、最大トルクの発生回転数はGSF1200よりも高回転側に移動しており、より高回転域でのパワーを重視した特性となっています。車体もGSF1200よりも大きく、重厚感のあるスタイルとなっています。また、GSX1400はインジェクションを採用しており、キャブレター仕様のGSF1200とは異なるフィーリングを持っています。
主な違いをまとめると、以下のようになります。
- 排気量: GSX1400の方が大きい(1401cc vs 1156cc)。
- 最大トルク発生回転数: GSF1200の方が低い回転数で最大トルクを発生。
- 車体: GSX1400の方が大きく、重い。
- 燃料供給方式: GSX1400はインジェクション、GSF1200はキャブレター。
- コンセプト: GSF1200はスポーツ走行重視、GSX1400は圧倒的なパワーと存在感重視。
つまり、GSF1200は、軽量な車体と強烈な加速感を武器に、スポーティな走行を楽しみたいライダーに適しています。一方、GSX1400は、圧倒的なパワーと重厚感のあるスタイルを求めるライダーに適していると言えるでしょう。どちらを選ぶかは、ライダーの好みや使用用途によって異なります。
バンディット1200SファイナルとGSF1200の違い
SUZUKIのバイクはタンクの形状が美しい…(*´∀`*)#BBM2024 #琵琶湖バンディットミーティング#バンディット1200S#GSF1200 pic.twitter.com/X9tmdhYRsH
— よっさん (@2BLVP55B) May 4, 2024
バンディット1200Sファイナルエディション(GV79A型)とGSF1200(GV75A型)は、どちらもスズキの油冷エンジンを搭載した大型ネイキッドバイクですが、設計思想や発売時期が異なるため、いくつかの重要な違いが見られます。これらの違いを理解することで、それぞれのバイクの魅力や特性をより深く知ることができるでしょう。
GSF1200は1995年に登場し、「走りのネイキッド」として、GSX-R1100のエンジンをベースに低中速トルクを重視したチューニングが施されました。軽量な車体と相まって、強烈な加速感が特徴です。一方、バンディット1200Sファイナルエディションは2006年に登場し、油冷エンジン搭載モデルの集大成として位置づけられています。バンディット1200自体はGSF1200の後継モデルとして2000年に登場していますが、ファイナルエディションは、その最終型として各部が熟成されています。
主な違いは以下のとおりです。
- エンジン特性: GSF1200は低中速トルクが強調されたピーキーな特性を持ち、加速時の強烈な蹴り出し感が特徴です。一方、バンディット1200Sファイナルエディションは、より扱いやすく、スムーズな特性へと変更されています。最大トルクの発生回転数も高回転側に移動しており、高回転域まで気持ちよく回るエンジン特性となっています。
- 車体: GSF1200は軽量な車体が特徴でしたが、バンディット1200Sファイナルエディションでは、スイングアームの延長など、車体各部が見直され、直進安定性が向上しています。
- 装備: バンディット1200Sファイナルエディションは、ABS、ゴールドホイール、専用エンブレムなどが標準装備されており、GSF1200に比べて装備が充実しています。これは、ファイナルエディションが油冷エンジンの最終モデルとして、特別な仕様を与えられていたためです。
- 年代: GSF1200は1990年代のバイクであり、バンディット1200Sファイナルエディションは2000年代のバイクです。そのため、設計思想や技術的な面で進化が見られます。
これらの違いから、GSF1200は、強烈な加速感やワイルドな乗り味を求めるライダーに適していると言えるでしょう。一方、バンディット1200Sファイナルエディションは、扱いやすさと安定性を重視し、ツーリングなども快適にこなしたいライダーに適しています。
GSF1200とバンディット1250の違い
GSF1200とバンディット1250は、同じバンディットの名を冠していますが、エンジン形式が大きく異なるため、乗り味や特性も大きく異なります。これらの違いを理解することで、それぞれのバイクの個性をより明確に理解できるでしょう。
GSF1200は、前述の通り、油冷エンジンを搭載しています。油冷エンジンは、空冷エンジンと水冷エンジンの中間に位置する冷却方式で、独特のメカニカルな美しさと、レスポンスの良さが特徴です。特にGSF1200は、低中速トルクが強調されたセッティングとなっており、強烈な加速感が魅力です。
一方、バンディット1250は、水冷エンジンを搭載しています。水冷エンジンは、油冷エンジンに比べて冷却性能が高く、高出力化や排ガス規制への対応が容易です。バンディット1250のエンジンは、低回転域から高回転域までスムーズに吹け上がる特性を持ち、扱いやすさが向上しています。また、バランサーシャフトの採用により、振動も抑えられています。さらに、燃料供給方式もキャブレターからインジェクションに変更されており、より緻密な燃料制御が可能となっています。
主な違いをまとめると以下のようになります。
- エンジン形式: GSF1200は油冷、バンディット1250は水冷。
- エンジン特性: GSF1200は低中速トルク重視、バンディット1250は全回転域でスムーズな特性。
- 燃料供給方式: GSF1200はキャブレター、バンディット1250はインジェクション。
- 振動: バンディット1250の方が少ない。
これらの違いから、GSF1200は、油冷エンジン独特のフィーリングや、強烈な加速感を求めるライダーに適していると言えるでしょう。一方、バンディット1250は、より現代的な技術が投入された、扱いやすく快適なバイクを求めるライダーに適しています。どちらを選ぶかは、ライダーの好みや優先順位によって異なります。
GSF1200とイナズマ1200のエンジン特性の違い
イナズマ1200まじでいいバイクだったなー
もう一回乗りたいまである。
4発ネイキッドって普通を極めてていいよね。
油冷ってのが普通じゃないけど。笑 pic.twitter.com/58ndRvmGcQ— 北川 良太 (@Misfit_Ryota) September 20, 2024
GSF1200とイナズマ1200は、どちらもスズキが誇る油冷1200ccエンジンを搭載していますが、そのキャラクターは大きく異なります。同じエンジンをベースとしながらも、キャブレター、イグナイター、そしておそらくカムプロフィールなどの細かなセッティングの違いによって、異なる個性を生み出しているのです。この違いを理解することは、中古車を選ぶ上で非常に重要になります。
GSF1200のエンジンは、一言で表すなら「豪快」です。低回転域から強烈なトルクを発揮し、スロットルを大きく開けるとフロントが浮き上がるほどの加速を見せます。特に4000rpm付近で最大トルクを発生するようにセッティングされており、街乗りでも扱いやすい回転域で強烈な加速を味わえます。この特性から「じゃじゃ馬」と形容されることもありますが、そのダイレクトな加速感は、GSF1200ならではの魅力と言えるでしょう。搭載されているキャブレターはミクニのBST36で、レスポンスの良さに貢献しています。
一方、イナズマ1200のエンジンは、GSF1200に比べると「マイルド」で扱いやすい特性を持っています。低回転域は比較的穏やかで、中高回転域でパワーが伸びていく特性です。これは、ケーヒンのCVK32キャブレターにTPS(スロットルポジションセンサー)が追加されていること、そしてイグナイターの違いなどが影響しています。TPSはスロットル開度に応じて点火時期を最適化する装置で、これにより、よりスムーズなエンジン特性を実現しています。また、エアクリーナーボックスの容量拡大なども行われており、高回転域の伸びも重視したセッティングとなっています。
例えるなら、GSF1200は「叩き上げの武骨な力持ち」、イナズマ1200は「洗練されたジェントルマン」といったところでしょうか。GSF1200は、ダイレクトな加速感やワイルドな乗り味を求めるライダーに適しています。一方、イナズマ1200は、街乗りやツーリングなど、幅広い用途で扱いやすいバイクを求めるライダーに適していると言えるでしょう。
まとめ:GSF1200とバンディット1200、どちらを選ぶべきか
GSF1200とバンディット1200、どちらを選ぶべきかは、ライダーの好みやバイクに求めるものによって異なります。それぞれの特徴を改めて整理し、どのようなライダーにどちらが適しているのかを解説いたします。
GSF1200がおすすめのライダー:
- 強烈な加速感や、ワイルドな乗り味を求めるライダー
- 低回転域でのトルクフルな加速を楽しみたいライダー
- 個性的で、他とは違うバイクに乗りたいライダー
- 多少ピーキーな特性でも、乗りこなす自信があるライダー
GSF1200は、そのピーキーな特性から、乗り手を選ぶ一面もあります。しかし、その強烈な加速感は、他のバイクでは味わえない特別なものです。ある程度の経験とスキルがあれば、非常にエキサイティングなライディングを楽しめるでしょう。
バンディット1200がおすすめのライダー:
- 扱いやすく、幅広い用途に対応できるバイクを求めるライダー
- 街乗りやツーリングなど、日常的な用途で使用したいライダー
- スムーズで安定した走行を楽しみたいライダー
- GSF1200ほどのピーキーさは求めていないライダー
バンディット1200は、GSF1200の反省点を踏まえ、より多くのライダーに受け入れられるように開発されました。そのため、扱いやすさと実用性が高く、幅広い用途で活躍できるバイクです。
どちらを選ぶかは、最終的にはライダーの好みによります。強烈な加速感やワイルドな乗り味を求めるならGSF1200、扱いやすさと実用性を重視するならバンディット1200を選ぶと良いでしょう。中古車を選ぶ際には、それぞれの特性を理解した上で、状態の良い個体を選ぶことが大切です。
総括:GSF1200とバンディット1200の違いは?中古・スペック比較・カスタムまで徹底解説
この記事をまとめると、
- GSF1200は1995年、「走りのネイキッド」として登場した
- バンディット1200は2000年にGSF1200の後継モデルとして登場した
- GSF1200はGSX-R1100のエンジンをベースにチューニングされている
- バンディット1200はGSF1200のエンジンをベースに改良されている
- GSF1200は低中速トルクが強く、ピーキーな特性を持つ
- バンディット1200はよりマイルドで扱いやすい特性を持つ
- GSF1200は加速性能、特に低回転域からの加速が特徴である
- バンディット1200は幅広い用途に対応できる特性を持つ
- GSF1200の乾燥重量は208kgである
- バンディット1200の乾燥重量は214kg(無印)/218kg(S)である
- GSF1200の最大トルク発生回転数は4000rpmである
- バンディット1200の最大トルク発生回転数は6500rpmである
- GSF1200は一部の熱狂的なファンに支持された
- バンディット1200はより多くのライダーに受け入れられた
- バンディット1200にはハーフカウルを装備したSモデルが存在する