近年、cb400ssの価格が上昇し、多くのライダーから注目を集めています。このcb400ssは、そのシンプルでクラシックなデザインが人気で、族車スタイルやバブ仕様など、多彩なカスタムが可能なことでも知られています。しかし、かつて「不人気モデル」として扱われた時期もあり、その背景には複雑な要因が絡んでいます。本記事では、cb400ssの値上がりの理由とともに、族車仕様やバブ仕様、マフラー2本出しといったカスタムスタイルや、燃費性能、最高速や馬力の特性についても詳しく解説します。また、購入後の後悔を避けるために、cb400ssの特徴をしっかり理解し、維持費や燃費の面も含めた選択のポイントをお伝えします。
- cb400ssが値上がりしている背景や要因について理解できる
- cb400ssの特徴や他の400ccバイクとの違いについて理解できる
- 族車やバブ仕様などのカスタムスタイルの影響について理解できる
- 燃費や維持費など、購入後の維持に関する実用的な情報を理解できる
cb400ss値上がりの背景と要因
- cb400ssの人気と価格の推移
- cb400ssと他車種の違い
- cb400ssの馬力とその特徴
- cb400ssの族車仕様と影響
cb400ssの人気と価格の推移
cb400ssは、ホンダがかつて製造・販売していたネイキッドバイクで、シンプルなデザインと扱いやすさから根強いファンがいる車種です。このバイクの人気と価格は長年にわたり変動を続けてきましたが、近年の旧車人気の高まりとともに再注目され、価格も上昇傾向にあります。まず、cb400ssの価格推移と人気の変遷について、具体的に見ていきましょう。
cb400ssは2000年代初頭に登場し、クラシックな見た目とシンプルな構造が、バイクを趣味とする幅広い層から支持を得ました。しかし、新車としての販売当初はそこまで爆発的な人気を集めることはなく、「不人気モデル」とされることもありました。これは、同じ400ccクラスにライバル車が多かったことや、派手さを求めるライダーから敬遠される傾向があったためです。その結果、数年後には生産が終了し、流通台数が限られていきました。
一方で、近年は再び注目を集め、価格も上昇傾向にあります。主な要因として、旧車やネオクラシックバイクの人気が高まっていることが挙げられます。特に、シンプルでレトロなデザインが現代のカフェレーサーブームに合致しており、cb400ssもその流れに乗って価値が見直されています。また、cb400ssはエンジンが単気筒でメンテナンスがしやすく、整備初心者でも扱いやすい点も魅力とされています。
価格の上昇に関しては、中古市場の在庫数の減少と需要の増加が影響しています。cb400ssはすでに生産が終了しているため、新車は手に入らず、中古市場に限られた数の個体しか流通していません。特に、状態が良く改造の少ない車両や、純正パーツが残っている車両はプレミアがつきやすく、高値で取引される傾向にあります。
cb400ssの価格の推移を見ていくと、一時期は手頃な価格で入手できたものの、近年では年々価格が上がりつつあることがわかります。例えば、2020年代に入ってからは旧車市場全体の盛り上がりもあり、cb400ssも5年ほど前の相場より数十万円ほど高くなっているケースもあります。このように、cb400ssは過去と現在で人気の度合いが変わり、それに伴って価格も変動しているのです。
cb400ssと他車種の違い
バイク買っちゃったーCB400SS
さすがに魔改造は控えます pic.twitter.com/pjbDZWYpNu— べいきち@海釣り垢 (@tsuri_xyz) September 11, 2024
cb400ssは、他の400ccクラスのバイクとは異なる特徴を持ち、その違いがライダーにとって大きな魅力となっています。まず、cb400ssが持つ最も大きな特徴は「単気筒エンジン」であることです。同じホンダ製のcb400シリーズである「cb400sf(スーパーフォア)」が4気筒エンジンを搭載しているのに対し、cb400ssは単気筒エンジンを採用しています。この違いによって、cb400ssは低速トルクが強く、発進時や低速走行での安定感があるのが特徴です。単気筒エンジンは構造がシンプルなため、他車種に比べて整備やメンテナンスがしやすく、整備初心者にも扱いやすいのが利点です。
また、cb400ssはそのデザイン面でも他の車種とは異なる個性を持っています。シンプルでレトロなスタイルは、無駄のない設計が際立ち、いわゆる「ネイキッドバイク」としての美しさが強調されています。他の400ccバイクがスポーツ性や最新装備を重視している中で、cb400ssはクラシックなデザインを持つ点が異なり、カフェレーサーやスクランブラーといったスタイルにも簡単にカスタムできるのが特徴です。このため、カスタムベースとしても高い評価を受けており、他車種にない魅力となっています。
cb400ssと他車種の違いは、ライディングフィールにも現れます。単気筒エンジンの鼓動感と、軽量で扱いやすい車体は、街乗りやツーリングでの快適さを重視するライダーにとって大きなメリットです。これに対し、4気筒エンジンを搭載する車種は、回転数が上がるほどスムーズでパワフルな走りが可能ですが、cb400ssは低回転でのトルクを活かしたリラックスした走りが楽しめます。これらの特徴から、cb400ssは他の車種と異なる乗り心地とバイクとの一体感を楽しむことができ、個性的な魅力を持ったモデルとして支持されています。
cb400ssの馬力とその特徴
cb400ssは、ホンダが製造した400ccクラスの単気筒エンジンを搭載したネイキッドバイクです。このエンジンは、低中速での走りやすさを重視して設計されており、最高出力(馬力)は約29馬力(21kW)となっています。400ccクラスのバイクとしては控えめな数値ですが、単気筒エンジンの特性によって低回転からしっかりとしたトルクを感じられ、街乗りやツーリングにおいては非常に扱いやすいのが特徴です。
cb400ssのエンジン特性として、低回転での力強さが挙げられます。このバイクは最高速度を重視するスポーツタイプのバイクとは異なり、低速からトルクがしっかり発生するため、街中や信号の多い都市部での取り回しがしやすい設計になっています。また、エンジンの構造がシンプルで、振動が抑えられているため、低中速での走行が安定している点も大きな魅力です。単気筒エンジン特有のドコドコとした独特の鼓動感を楽しむことができ、ライダーに「バイクに乗っている感覚」を強く感じさせるエンジンフィールを提供しています。
このエンジン設計のメリットは、街乗りやゆったりとしたツーリングに適していることです。400ccクラスでありながら、4気筒エンジンを搭載する「cb400sf」などのスポーツタイプと比べると、低回転域での走行がスムーズで、気軽にスロットルを開けて走ることができるのが特徴です。そのため、高速での走行を重視する人やスポーツ走行を求める人には物足りないかもしれませんが、静かな郊外の道や山道をゆったりと走りたいという人には、cb400ssのエンジンは非常に魅力的に感じられるでしょう。
さらに、シンプルなエンジン構造は、メンテナンスの面でもメリットを生み出します。エンジンの複雑な部品が少なく、整備がしやすいため、初心者にも扱いやすいバイクです。cb400ssの馬力は、レースや高速道路でのパワーに重きを置いたものではなく、あくまで普段の移動や気軽なツーリングに最適な設計であることを理解しておくとよいでしょう。
cb400ssの族車仕様と影響
あと昨日、トリッカーを下取りしてCB400SSを納車しました(*´∀`*)
親子でモリワキ管、ぞ、族車じゃないのよ…(´д⊂)‥ハゥ pic.twitter.com/Flq1viF60o— きくマコ (@kiku0603TMR) August 11, 2015
cb400ssは、クラシカルなデザインとシンプルな構造からカスタムベースとして人気があり、族車仕様に改造されることも少なくありません。族車仕様とは、直管マフラーやシートの変更、大型の風防(ビキニカウル)などを取り付けたスタイルを指し、特に昭和のバイク文化に影響を受けた独特のカスタムが特徴です。このような族車仕様は、かつての暴走族の影響も受け、独特の見た目や音で注目されますが、現代では主に趣味としてこのスタイルを楽しむ人が増えています。
族車仕様にカスタムされたcb400ssは、ノーマル状態のものと比べて目立ちやすく、改造の内容によっては非常に大きな排気音を発生させることがあります。これは直管マフラーなどの取り付けに起因するもので、バイク特有の低音の響きが増すため、走行時に存在感を示すことが可能です。また、シートやハンドルの形状を大幅に変更し、車体のシルエットを個性的に仕上げることで、所有者の個性を強調できるのも族車仕様の特徴です。このように、cb400ssはそのシンプルな構造とカスタムしやすさから、族車仕様への改造も簡単に行えるため、多くのカスタム愛好家にとって理想的な車両となっています。
一方で、族車仕様に改造することには注意が必要です。まず、直管マフラーなどを取り付けた場合、車検に通らなくなる可能性があるため、車検前には純正のマフラーに戻す必要が出てくることもあります。また、族車仕様での走行は周囲に対して騒音の迷惑をかけやすくなるため、適切な場所での走行を心がける必要があります。これらの改造に対するルールやマナーを守りつつ、自分だけのカスタムバイクを楽しむことが重要です。
族車仕様は、単なるファッションや見た目のカスタムにとどまらず、そのバイクの持つ雰囲気や時代性を引き立たせる役割も持っています。そのため、cb400ssを族車仕様にすることで、懐かしさや昭和のバイク文化を体感したいと考えるライダーにとっては、大きな魅力となるでしょう。
cb400ss値上がりを理解するための要素
- cb400ssのバブ仕様と改造の影響
- cb400ssのヨンフォア仕様とは
- cb400ssのスクランブラー仕様について
- cb400ssのマフラー2本出しの魅力
- cb400ssのシートの選び方とポイント
- cb400ssのバッテリー交換の注意点
- cb400ssの燃費と日常での維持費
cb400ssのバブ仕様と改造の影響
cb400ssの「バブ仕様」は、1970~80年代の暴走族文化に影響を受けたカスタムスタイルを指します。この仕様では、特徴的な音を出す直管マフラーの装着や、大きく反り返ったシート、車体のカラーリングなどで独特な雰囲気を作り上げることが多いです。このような改造は、バイク文化や個性の表現として取り入れられることも多く、cb400ssのレトロなデザインがカスタムベースとして適しているため、バブ仕様への改造も人気があります。
バブ仕様の代表的な改造には、排気音を強調する直管マフラーの装着があります。これは、排気ガスの流れを直接外へ出すため、非常に大きな音が出るのが特徴です。ただし、直管マフラーはその構造上、騒音問題を引き起こしやすく、環境基準に適合していない場合は車検に通らないことが一般的です。そのため、カスタムを楽しみたい場合でも、環境や法律の範囲内で行うことが求められます。
また、cb400ssのバブ仕様では、シートの形状も独特です。一般的なバイクのシートよりも高く、後ろに大きく反り返る「三段シート」などが取り入れられることが多く、見た目にインパクトがあるだけでなく、ライディングポジションにも変化をもたらします。このようなシートにより、運転中の姿勢も変わるため、長距離のツーリングでは座り心地や乗り心地に注意が必要です。
バブ仕様のカスタムは、バイクに「個性」を与える楽しさがありますが、一方で注意点もあります。たとえば、騒音を抑えるための工夫をしたり、定期的にメンテナンスを行う必要があるため、維持費がかさむこともあります。改造の影響として、周囲への配慮も必要であり、適切な場所で楽しむことが求められます。バブ仕様への改造は、見た目や音が際立つため、バイク文化を楽しむスタイルとして非常に魅力的ですが、法律やマナーを守ることが重要です。
cb400ssのヨンフォア仕様とは
CB400SSハンドルとかミラーとか変えました♂️
ヨンフォア風を意識してチョイス pic.twitter.com/Rr4IsDNiD3— ほかりん (@AmibraMsn) March 15, 2020
「ヨンフォア仕様」とは、1970年代に登場したホンダの名車「CB400FOUR(ヨンフォア)」のデザインや雰囲気を再現したカスタムスタイルのことです。cb400ssは、シンプルでクラシカルなデザインをしているため、ヨンフォアのスタイルに近づけるカスタムがしやすく、この仕様が人気です。このヨンフォア仕様では、当時のバイクの風格を感じさせるカフェレーサースタイルや、丸みを帯びたタンク、低いハンドル位置などが再現されることが多く、バイク全体がレトロでスポーティな雰囲気に仕上がります。
具体的なカスタムポイントとしては、丸型の小さめのヘッドライトやシートの張り替え、ハンドルの低めの角度設定が挙げられます。ヨンフォアは4気筒エンジンが特徴ですが、cb400ssは単気筒エンジンであるため、エンジン自体の音や振動が異なります。そのため、見た目のカスタムにとどまり、エンジン音などの違いも含めて「現代風のヨンフォア仕様」として楽しむのが一般的です。
また、ヨンフォア仕様のカスタムにすることで、cb400ssのクラシカルなデザインがより引き立ち、独特の存在感が生まれます。さらに、ヨンフォア仕様は、ファッションやスタイルの一部としても人気が高く、かつてのバイクブームの時代の雰囲気を現代に蘇らせるカスタムとしても魅力的です。これにより、クラシックバイクファンや当時のスタイルを好む人々から注目されています。
ただし、ヨンフォア仕様に改造する際には、車体の安全性やパーツの互換性を確認する必要があります。また、見た目を再現するためにタンクやシートを大幅に変更するケースもあるため、費用がかさむ場合があります。そのため、予算やメンテナンスの計画も十分に立てながらカスタムを進めることが大切です。ヨンフォア仕様のcb400ssは、古き良き時代の雰囲気を味わいたいライダーにとって、非常に魅力的なカスタムスタイルと言えるでしょう。
cb400ssのスクランブラー仕様について
cb400ssの「スクランブラー仕様」は、オフロードとオンロードのどちらでも対応できるようにカスタムされたスタイルを指します。このスタイルは、悪路でも走行がしやすい設計や、力強い見た目が特徴で、cb400ssのレトロでシンプルなデザインと非常に相性が良いため、多くのライダーに人気があります。もともとスクランブラーは、オフロードでの走行性能を持ちながら街乗りもできるバイクのスタイルであり、1950~60年代のバイクブームの際に登場しました。cb400ssをスクランブラー仕様にすることで、クラシックな雰囲気とともに、機能性を高めることができます。
スクランブラー仕様にするための代表的な改造ポイントには、ハイアップしたエキゾーストパイプ(マフラー)や、ブロックパターンのタイヤの装着が挙げられます。まず、エキゾーストパイプを高めに設置することで、オフロード走行時に泥や砂を巻き込むリスクが軽減され、排気系の損傷も抑えられます。また、ブロックタイヤは、一般的なロードタイヤと異なり、深い溝が刻まれているため、未舗装路でも安定感のある走行が可能になります。
さらに、スクランブラー仕様では、サスペンションの変更も行われることが多いです。車高を少し高めに設定し、ストロークが長めのサスペンションを装備することで、路面からの衝撃を吸収しやすくし、快適な乗り心地を実現します。また、ハンドルは広めで高めの設定が好まれる傾向があり、これによってオフロードでの操作性が向上し、体を安定させながら運転しやすくなるため、ライダーの負担も軽減されます。
スクランブラー仕様のcb400ssは、都市部の舗装路から未舗装の郊外まで幅広いシーンで使用でき、ライディングの楽しさが広がる点も大きな魅力です。しかし、タイヤの種類やサスペンションのセッティングによっては、オンロードでの走行性能が若干犠牲になる可能性もあります。そのため、普段の走行スタイルに合わせたバランスの良いカスタムを考えることが重要です。cb400ssのスクランブラー仕様は、見た目のかっこよさに加え、機能的な改造ができるため、多くのライダーにおすすめのカスタムスタイルと言えるでしょう。
cb400ssのマフラー2本出しの魅力
cb400ssの「マフラー2本出し」は、見た目と音質の両方で特別な魅力を提供するカスタム方法です。このマフラー2本出しのスタイルは、エンジンから2つの排気パイプを分岐させ、左右両方にマフラーを配置することで独特のバランスを持たせるものです。特にクラシックバイクにおいて、2本出しマフラーはレトロな雰囲気を強調し、cb400ssのシンプルでスタイリッシュなデザインにアクセントを加えます。
まず、マフラー2本出しは見た目のバランスが良く、cb400ssのシンメトリカルなデザインを際立たせます。このデザインにより、横から見た時のバイクのシルエットが美しく、レトロで重厚感のある印象を与えます。cb400ssのデザインはクラシックバイクファンからも高く評価されており、2本出しにすることでさらにその魅力が強調されるのです。
次に、2本出しマフラーは独特の排気音を生み出す点でも魅力的です。シングルマフラーに比べ、排気が2方向に分かれることで、排気音が分散され、低音が強調されやすくなります。これにより、心地よい重低音が生まれ、エンジンの鼓動がよりダイレクトに感じられるため、ライディング体験が一層楽しくなります。また、この重低音の排気音は、レトロなバイクが持つ独特の「乗っているだけで楽しい」という感覚を引き立てる効果もあります。
しかし、2本出しマフラーにする際には注意点もあります。まず、純正のシングルマフラーに比べて重量が増すため、バイクの取り回しが若干重くなることが考えられます。また、2本出しにするための専用パーツが必要になることも多く、カスタム費用がかかることも念頭に置くべきです。さらに、音量が大きくなる場合は、周囲への配慮としてサイレンサーの使用や適切な調整も必要です。
このように、cb400ssのマフラー2本出しには、見た目の魅力や独特な音を楽しめるメリットがあり、バイクライフをさらに充実させてくれるカスタムです。一方で、改造費用や取り回しへの影響もあるため、自分のライディングスタイルや予算に合わせて慎重に検討すると良いでしょう。
cb400ssのシートの選び方とポイント
ライトブラウンのシートがCB400SSに想像より似合って感動している純正かよ✨ pic.twitter.com/dI8IRHwQNH
— マサスクランブル@CB400SS (@scramblemasa) October 9, 2024
cb400ssのシートは、ライディングの快適性を大きく左右する重要なパーツです。選び方のポイントを押さえておくことで、より快適にcb400ssを楽しむことができ、ライディングスタイルに合わせたカスタムが可能になります。シート選びの基本として、快適性・デザイン性・耐久性の3つのポイントを重視することが大切です。
まず、快適性についてです。cb400ssのシートを選ぶ際に、シートの厚みや形状が自分の体に合っているか確認することが重要です。純正シートは多くのライダーにとっての標準仕様として設計されていますが、長距離ツーリングやスポーツ走行を好む方には、さらに快適さや支えを求めたカスタムシートが人気です。厚みがありクッション性の高いシートを選ぶことで、長時間のライディングでも疲れにくくなり、腰やお尻への負担が軽減されます。
次に、デザイン性もシート選びにおいて欠かせない要素です。cb400ssはクラシックでシンプルなスタイルを持つバイクであるため、シートのデザインもバイク全体の雰囲気に大きく影響します。レトロな見た目を重視するのであれば、シートの形状や素材もヴィンテージスタイルに合ったものを選ぶと良いでしょう。例えば、タックロール(縦線のステッチ)入りのシートはクラシックな雰囲気を引き立てますし、フラットなシートにすることでカフェレーサースタイルの仕上がりになります。また、シートカラーもバイク本体のカラーに合わせると全体の一体感が出ます。
最後に、耐久性の観点も考慮しましょう。シートの表面素材には、耐水性や耐UV性が求められます。特に、屋外での駐車が多い場合や天候の変化が激しい地域では、日差しや雨などで劣化しにくいシートカバー素材を選ぶことが重要です。合成レザーや耐候性の高いビニール素材などは耐久性があり、雨の日でも手入れが楽です。さらに、取り外しやすさもメンテナンスの際に便利です。交換頻度や手入れのしやすさも確認して、自分に合ったシートを選ぶと良いでしょう。
cb400ssのシート選びは、快適さ、デザイン、耐久性のバランスを意識しながら選ぶことで、ライディング体験を向上させるだけでなく、バイクの見た目も理想に近づけることができます。ライディングスタイルや用途に合わせて、自分に合ったシートを見つけてください。
cb400ssのバッテリー交換の注意点
cb400ssのバッテリー交換はメンテナンスの一環として必要不可欠です。しかし、バッテリーは電気系統の基盤を支える重要なパーツであるため、交換作業にはいくつかの注意点があります。正しい方法で交換を行うことで、車体へのダメージや故障を避け、バイクの性能を長く保つことができます。
まず、バッテリー選びが重要です。cb400ssの純正バッテリーは性能が安定しているため、交換する際も互換性があり、同じ規格のものを選ぶことが推奨されます。また、バッテリーには「開放型」と「密閉型」がありますが、密閉型はメンテナンスの手間が少なく、耐久性も高いためおすすめです。cb400ssに適合するバッテリーを選ぶ際は、サイズや電圧を確認し、バイクのスペックに合うものを選んでください。
次に、交換作業の際の手順についてです。まず、エンジンが完全に冷えた状態で作業を行うことが基本です。エンジンが熱いままだとやけどのリスクがあるだけでなく、作業中の安全性が低くなります。また、交換の際は必ず「マイナス端子」から取り外し、「プラス端子」を後から外す手順で行います。これは、バッテリーのショートを防ぐための安全策であり、端子が接触した際の事故を防ぎます。取り付けの際も、この手順を逆にして「プラス端子」から取り付けるようにします。
また、バッテリー交換後の点検も重要です。新しいバッテリーに交換した後は、電圧の確認や、バイクの全体的な電装系の動作確認を行います。ヘッドライトやウインカー、ホーンなどの動作に問題がないかを確認することで、万が一のトラブルを事前に回避できます。さらに、古いバッテリーの廃棄についても、環境保護のため適切な方法で処理する必要があります。購入先の店舗や専門業者に依頼すると、スムーズに廃棄処理を行ってもらえます。
このように、cb400ssのバッテリー交換には、正しいバッテリー選びと安全な手順、そして交換後の点検が重要です。注意点を押さえて正しい方法で行うことで、電装系のトラブルを防ぎ、バイクの性能を長く維持することができます。
cb400ssの燃費と日常での維持費
燃費、ℓ24くらい
タンク容量が11だから260㎞くらいは走れるはずだけど、怖くて150近くになったら給油してしまう#CB400SS pic.twitter.com/Kgr17LyBlR— ウサミ境港レスキュー中 (@usausausausa333) February 7, 2021
cb400ssの燃費と日常の維持費は、バイクの利用頻度や走行距離によって異なりますが、一般的にこのモデルは比較的良好な燃費性能を持っているため、日常使いにおいても大きな経済的負担がかかりにくいと評価されています。
まず、cb400ssの燃費についてです。一般的なcb400ssの燃費は、街乗りで約20~25km/L、高速道路や長距離ツーリングでは約30km/L程度とされています。これは、排気量が400ccと抑えられていることに加え、車体の軽量設計やエンジン性能によるものです。そのため、通勤や通学といった日常使いでも、ガソリン代が大きくかさむことが少なく、長距離ツーリングでも燃料の心配が軽減されるでしょう。
次に、cb400ssの日常での維持費についてですが、バイクの維持費は燃料費以外にも、定期的なオイル交換やタイヤ交換、バッテリー交換などが含まれます。オイル交換は一般的に3,000kmから5,000kmごとが推奨されており、1回の交換にかかる費用はおおよそ3,000円から5,000円程度です。また、タイヤ交換は走行距離に応じて必要ですが、長距離を頻繁に走る方でなければ、年に1度程度の交換で済む場合が多いでしょう。cb400ssのタイヤ交換には約15,000円から20,000円が目安となります。
さらに、日常の維持費としてバッテリー交換や車検費用も考慮する必要があります。バッテリー交換は数年に1度が目安で、費用は1万円程度が一般的です。車検はcb400ssが400ccクラスのため2年ごとに必要で、総額で4万円から5万円ほどがかかることが多いです。これらの定期メンテナンスを行うことで、cb400ssの性能を保ち、長期間快適に利用することができます。
このように、cb400ssは比較的燃費が良く、維持費も抑えられるモデルと言えます。燃費性能に優れていることから、通勤や通学、日常の足としての利用にも向いており、さらに定期的なメンテナンスを怠らなければ、コストパフォーマンスの高いバイクライフが楽しめるでしょう。
総括:cb400ss値上がりの理由と価格推移、人気の背景を徹底解説
この記事をまとめると、
- cb400ssはクラシックなデザインと扱いやすさが特徴
- cb400ssの価格は近年上昇傾向にある
- 旧車人気とレトロデザインが価格上昇の背景にある
- 新車販売が終了し、中古市場での希少価値が高まっている
- シンプルな単気筒エンジンで初心者にも整備しやすい
- cb400ssはライバル車の多さで販売当初は不人気とされていた
- 現在はカフェレーサーやスクランブラー仕様が人気
- cb400ssの族車仕様やバブ仕様も注目されている
- ヨンフォア仕様にカスタムされることが多い
- マフラー2本出しはクラシックな外観と独特の音を楽しめる
- シート選びが快適性とデザインを左右する
- バッテリー交換時には手順や互換性に注意が必要
- 燃費が良く、日常の維持費が比較的抑えられる
- 定期的なメンテナンスでcb400ssのパフォーマンスを保てる
- 人気と希少価値からcb400ssは今後も値上がりが予想される