CB400SFの新型が日本発売!価格・スペック・旧型との違い

CB400SF

出典:HONDA公式

かつて日本の400ccクラスを長年けん引してきたCB400SFが、完全新設計となって帰ってきます。CB400SFの新型が日本発売されるという知らせに、胸を高鳴らせている方も多いのではないでしょうか。旧型はいつの間にか生産を終え、中古市場では手が届きにくい価格まで高騰していました。だからこそ、直列4気筒のネイキッドを新車で選べる時代が再び訪れることに、大きな期待が寄せられています。

ただ、いざ検索してみると、発売日や価格はもちろん、伝統のVTECはどうなったのか、噂のE-Clutchとは何なのか、旧型と比べて何が変わったのかなど、知りたいことが次々と出てくるはずです。この記事では、公式発表の情報をもとに、新型CB400SFの全体像をやさしく整理していきます。読み終える頃には、あなたの疑問がひとつずつ解けているはずです。

  • 新型CB400SFの発売日や価格、基本スペックの全体像
  • 伝統のVTECが廃止された理由とE-Clutchの新しい魅力
  • 旧型NC42や兄弟車CBR400R FOURとの具体的な違い
  • 100万円を切る価格を実現できた世界戦略のからくり
目次
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CB400SFの新型が日本発売!価格と全貌

  • 新型CB400SFの発売日と年間販売計画
  • 話題の100万円切り価格と4色カラー
  • 58馬力の新設計直列4気筒エンジン
  • 14kg軽量化と車両重量187kgの進化
  • シート高と足つきは良好?取り回し
  • 5インチTFTとRoadSyncの先進装備

新型CB400SFの発売日と年間販売計画

結論からお伝えすると、新型CB400 SUPER FOUR E-Clutchの国内発売日は、2026年8月21日(金)と発表されています。ホンダの正規販売店であるHonda Dreamを通じて販売されるとされており、長い空白を経てついに直列4気筒のネイキッドが新車で手に入るようになります。

なぜここまで注目を集めているのでしょうか。理由は、旧型が2022年に生産を終えて以来、この排気量帯で直列4気筒を積む国産ネイキッドが、事実上ほかに存在しなかったからです。待ち望んでいたファンにとって、発売日の確定はまさに待望の一報だったといえるでしょう。

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ここに至るまでには、いくつかの前触れがありました。2025年には中国で同系統とみられるモデルが公開され、国内導入を望む声が一気に高まります。続いて2026年春の大阪モーターサイクルショーでコンセプトモデルが披露され、市販化への期待が現実味を帯びていきました。そして2026年7月にホンダから正式発表がおこなわれ、価格や主要スペックが明らかになったという流れです。段階を踏んで情報が出てきたぶん、発表のたびに話題が積み重なり、注目度はいっそう高まっていったのです。

一方で、気になるのが供給の面です。ホンダによると、国内における年間販売計画台数は4,600台と発表されています。数年にわたって新型を待っていた市場の熱量を考えると、この台数はけっして余裕のある数字とはいえません。発売直後は予約が集中し、供給が追いつかない状況になる可能性も十分に考えられます。

できるだけ早く手に入れたい方は、インターネットで情報を集めるだけでなく、早めにHonda Dreamへ相談し、予約の状況を確認しておくことが現実的な選択になりそうです。

話題の100万円切り価格と4色カラー

新型CB400SFで最も大きな話題を呼んだのが、価格です。メーカー希望小売価格は、消費税10%込みで998,800円と発表されました。つまり、いわゆる100万円切りを実現しているのです。最新の電子制御を数多く積み込みながらこの価格に収めたことは、多くのメディアでも驚きをもって伝えられています。

この価格の意味を理解するには、旧型の状況を振り返るのが近道です。旧型は排出ガス規制への対応をくり返すたびに、新車価格が上昇する傾向にありました。加えて生産終了後には、中古市場で本来の新車価格を大きく上回る取引が常態化していたのです。そうした流れのなかで、最新の電子制御を数多く積み込みながら100万円を下回る新車が登場したことは、価格の面でも大きな転換点だといえます。

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色の展開は全4色で、いずれも同じ価格に設定されているとされています。それぞれ個性がはっきりしているため、選ぶ楽しみも大きいでしょう。

カラー名 特徴
ウルフシルバーメタリック 1980年代の名車CB750Fを思わせるストライプを現代的に再構築した、注目度の高いシグネチャーカラー
マットバリスティックブラックメタリック 精悍で落ち着いたダークトーンに、ストライプのコントラストが映えるモダンな一台
ロスホワイト ホンダらしい伝統を感じさせつつ、クールで清潔感のあるソリッドなホワイト
キャンディークロモスフィアレッド 光の当たり方で表情を変える、深みのある高級感のあるレッド

ちなみに、ウルフシルバーメタリックは往年のレースシーンを彩ったカラーリングを下敷きにしており、旧来のファンほど心を動かされる仕上がりになっています。あなたなら、どの色を選びたくなるでしょうか。

58馬力の新設計直列4気筒エンジン

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Ride Style・イメージ

新型の心臓部には、新設計された排気量399ccの水冷4ストロークDOHC直列4気筒エンジンが積まれています。型式はNC70Eで、公式発表によると最高出力は43kW(58PS)を11,500rpmで、最大トルクは38N・m(3.9kgf・m)を9,750rpmで発生するとされています。

ここで注目したいのが、旧型との比較です。旧型の最高出力は56PSでしたから、厳しくなり続ける排出ガス規制をクリアしながら、2PSの出力向上を果たしている計算になります。規制対応というと性能が犠牲になりがちな印象を持つ方もいるかもしれませんが、新型はむしろ数値を伸ばしてきました。

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この性能を支えているのが、アクセル操作を電気信号として伝えるスロットルバイワイヤ(TBW)の採用です。加えて、エンジン各部の低フリクション化やバルブ挟み角の狭角化による高圧縮比化(12.3)を実現したと発表されており、広い回転域でなめらかな出力特性を確保しているとされています。吸気にはタンク下にエアクリーナーを置くダウンドラフト式を採り入れ、低中回転域の力強さと直列4気筒らしい吸気音を両立させているといいます。

数値だけを追うと、最高出力の発生回転数が11,500rpmと高めに感じるかもしれません。ただし新型は、低中回転域から力強く走れるように味付けされているといわれています。街中を流すような場面ではトルクの厚みで扱いやすく、回していけば直列4気筒らしい伸びやかな高回転を味わえる。日常性とスポーツ性を一台で両立させようとした設計思想が、出力特性からもうかがえます。

排気系には、名車DREAM CB400FOUR(通称ヨンフォア)を思わせる4-2-1集合の美しいエキゾーストが与えられています。マフラー内部の連通管の径や長さを最適化し、伸びやかで高揚感のある連続サウンドをつくり込んだとされています。

14kg軽量化と車両重量187kgの進化

スペック表を眺めていて、思わず二度見してしまうのが車両重量です。新型の車両重量は187kgとされており、旧型のおよそ201kg前後から大きく数字を落としています。仕様によって差はあるものの、比較の仕方によっては14kg近い軽量化を果たした形です。

たった14kgと感じるかもしれません。しかし、バイクにおける十数キロの差は、体感を大きく左右します。開発陣が起こした瞬間に違いが分かると語ったと伝えられているように、押し引きや取り回しの軽さ、発進からの加速、さらには制動時の扱いやすさにも、よい方向へ働く可能性があるからです。なお制動距離そのものは、タイヤのグリップやブレーキ性能、路面状況など複数の要素で決まるため、軽さだけで一概に短くなるとはいえない点には注意が必要です。

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軽量化を可能にした背景には、車体構造の刷新があります。旧型が長年守ってきたダブルクレードルフレームやリアのツインショックに代わり、新型では鋼管ダイヤモンドフレームとプロリンク式モノショックが採用されました。フロントも正立フォークから剛性の高い倒立カートリッジタイプへと進化しています。エンジンを車体の強度部材として活用する現代的な設計へと切り替わったことで、軽さと剛性を両立させているのです。

一方で、長く親しまれてきたツインショックのクラシカルな佇まいが好きだった方にとっては、構造の近代化は少し寂しく映るかもしれません。見た目の伝統と中身の刷新を、どう受け止めるかは人それぞれといえるでしょう。

シート高と足つきは良好?取り回し

気になる足つきについて見ていきましょう。新型のシート高は780mmで、旧型の755mmと比べると25mm高くなっています。数字だけを見ると、足つきが悪くなったのではと不安になる方もいるはずです。

ただ、単純にシート高の数値だけで足つきの良し悪しは決まりません。新型はフレームとエンジンを新設計したことで、シートからサイドカバー周辺にかけての車体中央部が細く絞り込まれているとされています。足が車体に干渉しにくく、地面へまっすぐ下ろしやすい形状になっているのです。

実際、同系統ではないかと指摘される中国仕様のCB500SFに関する試乗レビューでは、身長167cmのテスターが跨った際に、両足のかかとがわずかに浮く程度だったと伝えられています。加えて、前述の通り車重が187kgまで軽くなっているため、足つき時の安心感や引き起こしのしやすさは高いと評価されています。旧型のべったりと足がつく感覚とは質が異なるものの、重心の最適化と軽さのおかげで、立ちゴケの不安はむしろ減っているという見方もできるでしょう。

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数字が25mm上がったと聞くと身構えてしまいますよね。でも、跨ってみると印象が変わるバイクは意外と多いものです。気になる方は、ぜひ実車にまたがって確かめてみてください。

5インチTFTとRoadSyncの先進装備

装備面の進化も見逃せません。往年のアナログ2眼メーターに代わり、新型には5インチのフルカラーTFT液晶メーターが採用されました。表示はバー、サークル、シンプルの3タイプから選べるとされており、多くの情報を直感的に読み取れる作りになっています。

最大のトピックは、スマートフォンとつながるHonda RoadSyncが標準で備わる点です。Bluetoothで接続すれば、メーター画面にナビゲーションの矢印や交差点名、距離、さらには天気予報まで映し出せるとされています。Bluetooth対応のヘッドセットを組み合わせれば、左側の十字キーを使った操作で、メッセージの読み上げや音声入力での返信までできるといいます。ツーリング中の情報の受け取り方が、旧型とはまるで別次元へと進化しているのです。

電子制御スロットルの恩恵で、走行モードを切り替えられるのも大きな魅力といえます。標準的なSTANDARD、活発なSPORT、街乗り向けのURBANに加え、好みに合わせて調整できるUSERモードが用意されているとされています。天候や気分、道の状況に応じて出力の出方を選べるため、一台で多彩な表情を楽しめるでしょう。USB Type-Cの電源も備わり、日常での使い勝手にも配慮されています。

CB400SFの新型が日本発売!旧型との違い

CB400SFの新型が日本発売!旧型との違い

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  • 旧型CB400SF(NC42)が生産終了した訳
  • 高騰した中古価格とプレミアの正常化
  • 新型でVTEC廃止は本当?その理由
  • E-Clutchが変えるクラッチ操作
  • 兄弟車CBR400R FOURとの違いを比較
  • 中国CB500SFとの関連が指摘される世界戦略
  • 総括:CB400SFの新型が日本発売!価格・スペック・旧型との違い

旧型CB400SF(NC42)が生産終了した訳

そもそも、あれほど人気だった旧型のCB400SFは、なぜ一度生産を終える必要があったのでしょうか。この背景を知ると、新型の価値がより深く見えてきます。

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旧型(NC42型)は、令和2年排出ガス規制の適用に伴い、2022年10月の生産分をもって生産を終えたと発表されています。ホンダ公式として確認できるのは、規制への対応を背景に生産終了へ至ったという点までです。ここから先の細かな事情は公表されていないため、以降は一般論としての見方になります。

そもそも、なぜ規制対応が大きな壁になるのでしょうか。厳しい排出ガス規制をクリアするには、一般にエンジン内部の見直しや排気系の改良など、相応の開発費がかかるといわれています。加えて、旧型は実質的に日本国内向けの色合いが濃いモデルだったと指摘されることが多く、販売台数が限られるほど開発費の回収は難しくなると考えられます。あくまで推測の域を出ませんが、こうした事情が重なった結果として生産終了に至った、という見方が広く語られているのです。

高騰した中古価格とプレミアの正常化

生産終了の発表は、多くのライダーに衝撃を与えました。しかも、間の悪いことに時期が重なります。感染症の影響で密を避けるレジャーとしてバイクの人気が高まり、同時に世界的な半導体不足で新車の納期が遅れていたのです。これらが重なった結果、中古バイク市場全体の価格が跳ね上がりました。

その中でも、唯一無二の直列4気筒400ccネイキッドだったCB400SFの中古価格は、青天井といえるほど高騰します。新車価格がおよそ88万円だった車両が、中古で150万円から170万円ものプレミア価格で取引される事態が、当たり前のように起きていました。欲しくても手が出ない、という声が各所であふれていたのです。

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こうした市場のゆがみに対し、最新装備を満載した新型が99万8,800円という戦略的な価格で投入される意味は小さくありません。過熱した中古相場を落ち着かせ、適正な価格へと引き戻す強力な一手になると期待されています。

逆に言えば、旧型を高値で購入した方や、これから中古を狙う方にとっては、新型の登場が中古相場の下落につながる可能性もあります。売買を検討している場合は、相場の動きに注意しておきたいところです。

新型でVTEC廃止は本当?その理由

新型でVTEC廃止は本当?その理由

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新型を語るうえで避けて通れないのが、VTECの行方です。結論をお伝えすると、新型には旧型の代名詞だったHYPER VTECは搭載されていません。長年ファンが議論してきたテーマだけに、廃止と聞いて驚いた方もいるでしょう。

HYPER VTECは、エンジンの回転数に応じて1気筒あたりの作動バルブ数を2から4へ切り替える仕組みでした。低中回転域では扱いやすさと燃費を、高回転域では爆発的な加速と甲高い排気音を生み出す、まさに二面性の象徴だったのです。あの切り替わる瞬間のために乗っていた、と語るライダーも少なくありませんでした。

では、なぜ非搭載になったのでしょうか。ここは注意したい点です。ホンダは、HYPER VTECを採用しなかった具体的な理由を公式に説明しているわけではありません。ただ、一般的な背景として、排出ガス規制が年々厳しくなるなかで、複雑な機械式の可変バルブ機構を維持するのは開発面や重量面での負担が大きい、という指摘はよく聞かれます。あくまで周辺情報ではありますが、時代の要請が設計の方向性に影響したと考えるのは、そう的外れではないでしょう。

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もちろん、ホンダはただ切り捨てたわけではありません。電子制御スロットルとライディングモードを組み合わせることで、バルブを物理的に切り替えなくても、低回転から高回転までなめらかで力強い出力を引き出せるようにしたとされています。公式サイトでは、HYPER VTEC Revoなどを搭載した先代を上回る、広い回転域でのフレキシブルな出力特性を実現した、と説明されています。いわば新しいアプローチで、あの二面性の魅力を現代的に磨き直したといえるでしょう。

E-Clutchが変えるクラッチ操作

車名にも刻まれたE-Clutchは、新型の性格を決定づける最重要の技術です。これは、発進や変速、停止といった駆動力が変わるあらゆる場面で、ライダーが左手のクラッチレバーを操作しなくても、最適なクラッチ制御を自動でおこなう独自の仕組みだとされています。搭載されるのは、スロットルバイワイヤと協調する第二世代のHonda E-Clutchです。

大きなメリットは、マニュアル特有のわずらわしさから解放される点にあります。エンストの心配や、渋滞での左手の疲れといったネガティブな要素が抑えられ、街乗りから長距離ツーリングまで、心身の負担が軽くなります。シフトダウン時にはエンジン回転を自動で合わせるブリッピングもおこなわれ、変速ショックの少ないなめらかな操作ができるといいます。急減速でリアタイヤが跳ねる兆候を検知すると、半クラッチ制御が介入して挙動を安定させる安全機構も備わっているとされています。

とはいえ、単なるオートマチック車とは違います。クラッチレバーを握れば、瞬時に従来どおりの完全なマニュアル操作へ移行でき、システムをオフにすることもできるからです。ワインディングで自らクラッチをつなぐ手応えを味わいたいときには、いつでもアナログな操る喜びに切り替えられます。この二面性こそが、すべての瞬間が楽しさにつながるという開発コンセプトを支えているのです。

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この仕組みは、乗り手のすそ野を広げる意味でも大きな役割を果たします。これまでマニュアル操作に苦手意識を持っていた方や、久しぶりにバイクへ戻るリターンライダーにとって、左手の操作から解放される安心感は小さくありません。一方で、ベテランライダーが物足りなさを感じないよう、従来の操作もしっかり残されています。初心者にもやさしく、熟練者も満足できる。この懐の深さが、幅広い層から支持を集める理由になりそうです。

操作をラクにしたいときは自動に任せ、走りを楽しみたいときは自分で操る。ひとつの車体で二つの乗り方を選べるのが、E-Clutch最大の価値といえるでしょう。

兄弟車CBR400R FOURとの違いを比較

新型CB400SFの約1か月後、2026年9月18日には、プラットフォームを共有するフルカウルスポーツのCBR400R FOUR E-Clutchが発売される予定です。価格はネイキッドより約20万円高い1,199,000円に設定されています。エンジンや車両重量、シート高といった基本スペックは共通ですが、キャラクターははっきり分かれています。

項目 新型 CB400 SUPER FOUR 旧型 CB400SF(NC42) 新型 CBR400R FOUR
発売日 2026年8月21日 2022年10月生産終了 2026年9月18日
価格(税込) 998,800円 884,400円〜928,400円(色による) 1,199,000円
エンジン型式 NC70E NC42E NC70E
最高出力 58PS/11,500rpm 56PS/11,000rpm 58PS/11,500rpm
車両重量 187kg 201kg 187kg
シート高 780mm 755mm 780mm
フレーム 鋼管ダイヤモンド式 ダブルクレードル式 鋼管ダイヤモンド式
VTEC機構 非搭載 HYPER VTEC Revo 非搭載

最大の違いは、CBR400R FOURのヘッドライト下に設けられたツインラムエアダクトです。高速走行時に走行風を吸気系へ直接取り込み、中高回転域での鋭い吹け上がりと官能的な吸気音を演出するとされています。ライディングポジションも大きく異なり、CB400SFがアップライトなバーハンドルなのに対し、CBR400R FOURはセパレートハンドルによる前傾姿勢で、車体との一体感を高めています。カウル側面にはウイングレットも備わり、スポーツ性をより前面に押し出した一台といえるでしょう。

日常の扱いやすさや街乗りの気軽さを重視するならCB400SF、高速巡航やスポーツ走行の高揚感を求めるならCBR400R FOUR、という選び方が分かりやすいかもしれません。あなたは、どちらの世界観に心を惹かれるでしょうか。

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中国CB500SFとの関連が指摘される世界戦略

ここで、多くの方が抱く疑問に触れておきます。完全新設計の4気筒エンジンを開発しながら、なぜ100万円を切る価格を実現できたのでしょうか。公式に価格の理由が細かく説明されているわけではありませんが、背景としてホンダのグローバルな展開が関係しているのではないか、という見方があります。

ホンダが公式に発表しているのは、日本仕様のCB400SFとCBR400R FOURがプラットフォームを共用している、という点です。加えて、中国で先行して発表・発売されたCB500 SUPER FOURについても、外観や構成の近さから同系統ではないかと指摘されています。ただし、中国CB500SFとの共用関係そのものが公式に明言されているわけではないため、ここは推測として受け止めるのが適切でしょう。中国のCB500SFは排気量502ccの水冷直列4気筒を積み、公式サイトによると最高出力は52.8kW(約71.8PS)、最大トルクは47.1N・mを発揮するとされ、現地価格は42,980人民元(およそ100万円から104万円相当)と伝えられています。

近年の中国では二輪市場が成熟し、趣味性の高い大型バイクへの需要が急増しています。特に若い世代の間で、重厚なサウンドと堂々としたスタイルを持つ直列4気筒ネイキッドは、単なる移動手段を超えた自己表現の道具として高い人気を集めているといわれています。こうした大きな市場を取り込めれば、大量生産によるコストメリットにつながると考えられます。

そして、こうした世界市場向けの設計を土台に、日本の免許制度へ合わせて399ccとしたのが新型CB400SFではないか、と見る向きもあります。世界で数を売れる前提があれば、最新装備と新設計エンジンを積みながらコストを抑えやすくなるのは確かでしょう。100万円切りの背景には複数の要因が考えられますが、こうしたスケールメリットが一因になっている可能性は高いといえます。

この方向性は、日本のライダーにとっても心強い材料になりそうです。世界市場で継続的に生産・販売される車体であれば、部品供給や今後の展開の面でも安定が見込みやすいからです。国内向け中心だった旧型が置かれた状況を思えば、立ち位置は大きく変わったといえるでしょう。世界の需要に支えられながら直列4気筒の魅力を未来へつなぐ、そんな前向きな姿勢が新型CB400SFには感じられます。

国内向けの色合いが濃かった旧型に対し、新型は世界市場を視野に入れて開発されたとみられています。ものづくりの発想が広がったことが、価格の面にも表れているのかもしれません。

総括:CB400SFの新型が日本発売!価格・スペック・旧型との違い

  • 新型CB400 SUPER FOUR E-Clutchは2026年8月21日に発売される
  • 販売はHonda Dreamを通じておこなわれると発表されている
  • 国内の年間販売計画台数は4,600台とされ供給不足の可能性がある
  • 価格は税込998,800円で100万円切りを実現している
  • カラーは全4色でいずれも同額とされている
  • 新設計の399cc水冷直列4気筒NC70Eを搭載する
  • 最高出力は58PSで旧型の56PSから向上している
  • 車両重量は187kgとされ旧型から大きく軽量化された
  • フレームは鋼管ダイヤモンド式へと近代化されている
  • シート高は780mmだがスリムな車体で足つきは良好とされる
  • 5インチTFTとHonda RoadSyncを標準で備える
  • 旧型NC42は令和2年排出ガス規制を機に生産終了となった
  • 高騰した中古相場を正常化させる役割が期待されている
  • 伝統のHYPER VTECは非搭載で電子制御が新たな出力特性を担う
  • E-Clutchによりクラッチ操作の負担が大きく軽減される
  • 兄弟車CBR400R FOURは9月18日発売でよりスポーツ志向となる
  • 中国CB500SFとの同系統説などグローバルな背景が指摘されている
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